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星を読んでて気づいたこと。愛とか愛とか。

アスペクトの読み解きをしていて、最近気づいたのですが、

「なんでこのアスペクトを持って生まれてきたのか?」
という視点で読むと、なんだか腑に落ちやすい。

これまで解釈することに一生懸命で、思いもしなかったけど、
どんな意図があるのかなと思って読むと、感覚が違うというか。

星の配置は生まれた瞬間を切り取ったものです。
その瞬間を選んで生まれてきた、ということ。

今回の人生でやりたいことができるように、
ベストな配置を選んだ、とも言えそうです。

中でも、アスペクトは天体同士の関係性からできるもので、
行動とか思考のパターンとなって現れます。

無意識にそのパターンに沿って、考えたり行動するので、
本人には当たり前すぎて気づかないことも多いです。

で、問題が起きて初めて、何とかしないと!ってなる。
そして同じことが繰り返されたりします。

で、最初の話に戻りますが、
「なんでこのアスペクトを持って生まれてきたのか?」

そのアスペクトでしか得られない経験をして、
成長し、やりたいことをやるため、ではないかと思います。

特にハードアスペクトに言えると思いますが、

あえて問題にぶち当たる設定が必要で、
そうしないと気づきが得られないし、成長しないから。

今回の人生でやりたいと思ってることをするには、
あえてそういう経験が必要ってことですね。

ある人のアスペクト、金星と冥王星のオポジションを読んでて、
そんなふうに思い至りました。

金星は、喜び、楽しみ、愛情、魅力、美意識、お金など、
いろんな意味がありますが、

冥王星は強力な意志でそれを徹底させます。

オポジションは外に表現するアスペクトなので、
金星を「愛情」としてごくシンプルに読むと、

「めっちゃ強烈に愛情を求める人」みたいになります。

関わる人はかなり愛情の重さを感じるかも・・・
本人は愛情の問題で傷つくことが多いかもしれません。

金星は自分中心の、ごく個人的な愛情です。
「自分にとって」好ましいかどうか。

一方、冥王星はエゴを許さない星なので、
金星が自分中心の愛を求めるほど、強制的な力をかけてきて、

オポジションなので、外に求めては傷つきながら、
繰り返し強制的にエゴの手放しを学ばされます。

でも何故、わざわざしんどいアスペクトを選ぶのか?
いろいろ思いをめぐらせてみると、

愛情というものを通して、あえて強烈な感情を味わうことで、
生まれ変わるような体験をしたいのかもしれません。

少し大きくとらえると、そんな風に思えます。

とはいえ、冥王星が絡むとやっぱりきついことが多いですね。
月や金星のような受動的な天体だとなおさら。

私自身はこのアスペクトは無いのですが、
月冥王星のハードを持ってます。まじでほんときつかった。

でも、自分のパターンを意識したら影響の感じ方は変わります。
そして星との付き合い方は自分で変えていけます。

これは長い時間かけて自ら実感したことです。
気づくってほんと大事。前向きな可能性を見いだせるから。

起こることに何らか意味を見出し、
受け止め、受け入れ、意識して少しずつ。

これまでのあれもこれも、
自分の中の光に変えていきたいですね。

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風さんの新しいアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』
めっちゃいいですね!毎日聴いてます♪

その中の曲『やば。』を聴いていて、
「ああこの曲、金星×冥王星だなあ」と感じました。

ただ求めるだけの愛なら、それは愛じゃない。
でもふつうにやらかしがちなこと。

まさに「やば。」なやつですよね。耳が痛すぎる。
痛い思いをしないと気づけないやつ。

そして「そんなの愛じゃなかった」って歌うことで、
じゃ愛って何だ?って聴く方は考えされられ、

「もっと遠くへ 高いとこまで」で目指す世界が立ち上がり、
視界がぱーっと開けるような展開に。

かと思えば一気に、祈りや嘆きのフレーズへと傾く、
「何度も何度も墓まで行って」「傷付けないでよ 裏切らないでよ」

曲全体の振り幅の大きさがすごくエモーショナルで、
揺れ動く旋律と言葉の深さにも、なんだか金星×冥王星を感じました。

高次の愛に至る途上の、もがきを描いた曲かな、と個人的には思ってます。
(MISIAさんに楽曲提供された『Higher Love』にも通じますね)

風さんらしい、愛に満ちた美しい曲ですね。
今回のアルバムの中でも、特に好きな曲です。

「行為」が「恋」に聞こえる風さんらしい言葉遊びも好き♪
(「行為」が"intentions"ってなるほどー。二重の隠しコマンド? 笑)


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