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「手放す」から、ただ「おいとく」

最近、SNSとかブログとか
発信するたびに思うんだけど、

恥ずかしいけど正直に言うと、
ほめられたい、認められたい、を
なかなか手放せないのです。

ずっと昔からの満たされない思いとか、
まあいろいろあるにせよ、これが本音。

人のためになることを書けるって
すごいな、自分もそうなれたらなって思うけど
今のところはまだなれそうもありません。

でも、この承認欲求というやつは
本当に手放せないのだろうか?
とまじめに考えてみました。

で、ひとつ思いついたのは
「手放す」の反対をやったらいいのでは?

なんじゃそりゃ、って感じですが。

手放したい、手放さなければ、と
自分にプレッシャーをかければかけるほど

手放すことに執着することになるのでは?
とふと思ったわけです。

手放したいのに執着するとは
なんとも逆説的ですが、実際そうだと思う。

「手放す」の反対は「手元におく」
ひとまず置いといたらいいのかも、と思って。

無理になくさなくていいことにする。
ただ「おいとく」だけ。

断捨離でいうところの
「ひとまず保管箱」みたいなもの。

捨てるか残すか決められなかったら
とりあえず保留で入れておく箱。

そういう気持ち、また出てきたわ。
でもひとまず箱に入れとこ。

捨てるでもなく、取り出すでもなく。
いわゆる「棚上げ」みたいな感じ。

箱に入れて「置いといていい」ことにする。
でも入れとくだけ。そっとしとく。
あ、そこに入れたな、くらいで。

私、わりと何でも理詰めで
白黒つけないと気が済まないタチなんですが、

手放せない自分がいてもいいわ、
ってあまり突き詰めずふわっとしとくことで

ほめられたい、認められたい、から
少しずつ距離を置けるかもしれない。

そんな気持ちが出てきたら、
ひとまず箱にいれてそっとしておく。

しばらくやってみようかな。自分にやさしく。

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