#10 他者で自分を満たそうとする人たち

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生み出すもの、差し出すもの
＝　受け取るもの

だから、

自分が満たされるには、
奪うのではなく、与える。

テイクではなく、まずはギブ
これが宇宙の基本原則

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しかし、

「満たされている」の対極にいる
渇望の人たちは、

おおよそ、ギブが足りていない。

渇望すればするほど、テイクに偏り、
ギブができなくなる。

という思い込みが、ますます強化される。

だから、当然、
ギブなんてできるわけない。

堂々めぐりを繰り返す。

渇望の人たちがこんなことになっているのは、
ギブの概念を獲得できなかったから。

それは、生育環境とか毒親とかトラウマとか

人のせい、親のせい、運のせい・・・・

それで、獲得できなかった、と。

本当は、

本人も薄々、気づいているけれど、
気付かないふりをして、自分を守る。

未熟な自分を武器にして生きる。

だから、いつまでも
本当の意味で
気付けない、気付かない。

指摘した人をワルモノとして、
自分を保つ癖がやめられない。

弱い自分を庇護してもらう快楽を
いっこうに手放さない。

「気付く」ということは
血を流すことに等しい。

けれど、

この望まない循環を作り上げているのが、
自分自身だと気づけたとき

やっと、渇望は止む。

それを頭のいい本人たちは、
本当はよくわかっているのを

こちらもわかっている。

堂々めぐり・・・・

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