3カ月のおむすび出店を振り返る【2-3月編】
2-3月のおむすび出店までの流れ振り返り
2-3月のおむすび販売総評
1: 2/18(土) 「はじめまして、鎌倉」
テーマ選定
大好きな地、鎌倉(正確には大船だが)での出店。そんな鎌倉への敬意を込めて、そして改めてよろしくね。お邪魔しますという意味を込めて「はじめまして鎌倉」に。
いざ、鎌倉等も考慮したが、戦いに行くわけでもないし、敵意とは真逆の心持ちだと結論付けての選定。
画像選定
鎌倉に住む友人と、鎌倉散歩した際に友人が撮影した思い出の写真を拝借。
大仏様で、THE 鎌倉感を演出。2枚目の場所や日時の告知にはいつも八幡宮様に一羽だけいる白鳩が飛び立つ奇跡的瞬間の写真を使用。
出店概要決定
出店時間:10:00-15:00(このくらいの長さと時間帯が丁度いい)
大船マルシェの一番良かった点は出店時間かもしれない。出店中は食事が摂れず、普段食事をする16:30-17:00頃に帰宅するので食事について考えるストレスが少なかった
出店場所:マハロズ鎌倉(サンワード大船)
立地
駅から2分程度の場所にあり、移動面ではすごく楽。
目の前にサピックス(中学受験塾)があるため、子供~親世代の年齢の方まで幅広い年代の方が往来
人通り
先述のように立地が良いため、地元の方のお出かけ・お散歩の通り道。1分で5名ほどの往来状況?(表現難)
販売内容
おむすび2升分(60個)+土鍋3合分(約10個)
初めての出店場所につき、売れる・売れないの先入観を持たずに出店しようと羽釜と土鍋で約70個作成。
とはいえ、大宮(仕込み場所)からの持参は重さと電車移動の長さからかなり大変だった。
メニュー決定
おむすびメニュー
塩・海苔佃煮・御鮭様の定番は抑えつつ、せっかくの鎌倉出店ならばと土地にちなんだ食材の具材を作成した
湘南ねぎ味噌
鵠沼の料亭「たか亭」さんの湘南小町味噌とねぎを痛めた
しらす山椒
鎌万水産と、大船の鈴木水産のしらすをブレンドして山椒でアクセントを利かせた
菜の花卵
レンバイで購入した鎌倉野菜の菜の花とふんわり卵の混ぜご飯仕立てにした。
お米の味を堪能していただくために混ぜご飯風にはあまりしないが、せっかく春ですし。レンバイの菜の花美味しいですし。と施策を繰り返して作成
その他メニュー
ほうれん草の胡麻和え
普段とは違う試みを、とレンバイで発見したほうれん草を胡麻和えにしたお惣菜も販売してみる
れいちゃんのブレンド米
ブレンドのお米も同時に販売してみた。結果や如何に。
お米品種セレクト
北海道産【ふっくりんこ】×岩手県産【きらほ】=4:6
粒が大きく食べ応えあり、その名の通りふっくらもちもちのふっくりんこと。甘みがググッと。グググググ。ググッと。なきらほを甘み強めなブレンド割合で。
フライヤー作成
可愛い公家人のイラストを発見。鎌倉っぽいかなと入れてみた。
テーマは「あなたの街に恋をして」鎌倉のレンバイで野菜を見る時の楽しさとか、ほんとにこの街が好きなんだよ~という事をお伝えしたかった
当日の仕込み
前日からの仕込みの必要性(お米は一晩の浸水が必要)&営業許可の取れた場所での仕込みの必要性につき大宮の飲食店経営の方に営業前の時間お借りすること。自宅への宿泊もさせていただいて本当に感無量
しかし、物理的に距離が遠い…。せめてもう少し温かくなってくれれば移動で凍えることもないのにと贅沢な悩みを抱えた。
菜の花卵は特に、納得のいく味わいにならなかったら商品として出さないつもりだったが試食してなんとか合格ラインかなと。
仕込み場所~東大宮駅は以前ぷらっと大宮で出店した際に御一緒した方がご厚意で送ってくださった。本当に助けられている。
販売の様子
約65個完売(4つあまり)
天気も良く、2月にしては温かい日だったのでテラス部分での販売。お散歩がてらの親子や近所の方が購入してくださった。4個ほど余ったが、来てくれる予定だった大叔母が来てくれればきっと完売だった(はず)
大学の友人が4名も来てくれた
事前に行くよ、と言ってくれていた友人が彼氏と来てくれた
学部とサークルで一緒だった友人が一人で。しかも可愛いチューリップを持ってきてくれた。事前に取り置きまでしてくれていて気持ちが嬉しかった。
サークルが一緒だった友人2人がサプライズできてくれた。6個ほど買ってくれて嬉しかった。
通っているカフェの常連の方が来てくださった
よく行くカフェの常連の方で舞台の脚本家の方がいるのだが、わざわざ来てくださって嬉しかった。以前見た舞台の感想をお伝え出来て光栄だった
2/18出店総括
人出
天気・気温共に助けられ、また駅前という立地もあってそこそこ往来が多かった(特に11:00-13:00)
運営の方の呼び込みもあって、”何かイベントをやっている”と興味を持った方が入ってくれるスタイル
売上
おむすび65個+お惣菜1個販売。初の場所での出店ではまずまずの結果。
お客さんだけでなく、他の出店者の方が出店中に買い出しに行けずお腹を満たせると喜んでくれたのも嬉しかった
他の出店者の方&幅広い年代の方との交流の場
出店者の方の合計が大体6団体ほど。小規模なので出店者さん同士の交流もあって他のマルシェの情報交換等も出来て良かった
目の前の塾を始め、住宅街と駅前の商業施設の中間に位置するため両若男女の人通りと彼らとの交流がある場で心地よかった
2: 3/13(月) 「御結座 米市」歌舞伎座朝市出店
テーマ選定
歌舞伎座朝市とおむすびを掛け合わせた「御結座 米市」に決定。なかなか良い掛け合わせだと思った(自画自賛)
画像作成
歌舞伎座の幕の色味(緑・オレンジ・黒)三色をベースに、画像を作成
歌舞伎座朝市の公式のタイトル画像に沿って
「歌舞伎座朝市」➩「御結座米市」
「GINZA KABUKIZA-ASAICHI FARMERS MARKET」➩「OMUSUBIZA-KOMEICHI REICHAN-NO-GOHAN」に
仮面の画像はなんとなく歌舞伎っぽかったので無料のイラストサイトから引用
出店概要決定
出店時間:11:00-17:00(完売につき15:00頃には撤収)
かなりの大雨の中の出店だったので1時間過ぎるのすら長く感じた。精米店の大将が、早く帰れるようにね、と20個近く購入してくださり15:00までには完売
本来であれば17:00までの滞在が必須とのことだが、雨でかなり身体が冷えて悪寒がしてきたので撤収し、先に帰宅
出店場所:歌舞伎座前
駅直結&有楽町や銀座にも徒歩圏内の好立地につき雨でも人通りは絶えない
サラリーマンから訪日外国人まで属性は様々な人の往来。年齢も然り。
販売内容:おむすび60個分(2升)
雨予報で販売予測が難しかったが、一旦最大作成可能個数の60個を持参
メニュー決定
初出店+土地柄ゆえにあまり、奇をてらったメニューではなく。王道で自信を持ってお客様にお出しできる具材をセレクト。
ネーミングは御愛嬌。なかなか気づいてくれる人はいなかった。銀座だもんネ。みんな急いでいるよね…。静かなる計画だが気づいてくれないのはそれはそれで切ない
お米品種セレクト
今回の品種は長野県「野沢村コシヒカリ」×新潟県「新之助」=4:6
モチモチな粘り気のある野沢村コシヒカリ
粒応え抜群でずっしりと味にも重みがある新之助
フライヤー作成
告知用の画像でも使用した歌舞伎っぽい仮面の画像を中央に配置。
SNSのQRコードに「一幕見でも構いません」と歌舞伎用語を入れる試み
また、紹介文に「桟敷QR席」と歌舞伎の”桟敷席”とQRコードをかけた単語を用いた細かなこだわりよう。こういう自分の性格は好きだ。
当日の仕込み
初めての場所+完全なる雨予報でどのくらい売れるのか、どの程度人が来てくださるのか見当がつかずかなり緊張しながら60個握った。
羽釜を購入していたため、自宅で何度か練習していた。”何度も練習したし”と自分を落ち着かせた。
当日の販売の様子
天気
前々からの雨予報ドンピシャだった。晴れ女なので少し晴れ間に少し期待したが願い叶わず大雨+風も強かった。
何故か私のテントの屋根が飛び、テントの中で傘を差すカオスな状況。出店すると決めたのは自分だ、と心に言い聞かせるのに必死なほど寒さに耐えていた
人通り
銀座というだけあって、人通りは天気関係なく往来がある。
ただ、皆おむすびどころではなく自分の目的地に辿り着くのに必死
年齢や属性はバラバラ。
散歩がてらのおばさんや、出勤途中のお母さんや確定申告後のちゃらめなあんちゃん。旅行中の海外の方まで実に様々。
売上
自分の夕飯用の一個を残して完売。精米店の大将とお母さんが大量購入してくれたのが功を奏した。
SNS経由で来てくださった方がいたのが嬉しかった
れいちゃんとみんな飯を応援してくださった鈴木さんという方。雨の中にも関わらずわざわざ出店時に会いに来てくださった。本も読んでみたいと言ってくださって(後日お貸ししました)なんだか嬉しくて感動して心がぽかぽかした。
3/13(月) 出店総括
誰かが会いに来てくれるのが生き甲斐
売上とか本当にどうでもよくなるくらい(大切だけれど)嬉しい。れいちゃんの、おむすび。れいちゃんに、会いに行く。自分が前置きになるのがくすぐったくて嬉しくてたまらなくなる。
初めての地で出店する経験の大切さ
初めての場所だと、準備にも緊張感が生まれる。出店時にもどんな方と出会えてどんな方に自分の存在が刺さるのか試すいいきっかけになる。
毎回は心労が激しいので慣れた場所と初めての場所のバランスを取りながら出店していきたい
3: 3/18(土)「春はおむすび」@大船マルシェ
テーマ選定「春はおむすび」
やうやう白くなりゆくおこめは少し光りて粒立ちたる米の美味しさたなびきたる
清少納言の「枕草子」に合わせた風潮にした。風潮というかパクリというか。少しずつ春めいた季節になってきており、お米の品種や具材にも春っぽさを加えたかった
画像選定
1枚目の桜は以前訪れた、桜新町にある桜神宮のもの。鎌倉や大船とは関係がないが、テーマにピッタリだと思ったので使用した
2枚目の海岸の写真は逗子海岸で撮影した日の入り時の写真。非常に綺麗。
出店概要決定
出店時間:10:00-15:00(完売につき13:30頃には撤収)
大船マルシェはなんといっても出店時間が自分の生活&食事スタイルに合っていてストレスが少ない
加えて、雨で完売する量をと普段より少なめに仕込み/持参したため
出店場所:マハロズ鎌倉(サンワード大船102)
立地(前月出店時より引用)
駅から2分程度の場所にあり、移動面ではすごく楽。
目の前にサピックス(中学受験塾)があるため、子供~親世代の年齢の方まで幅広い年代の方が往来
人通り
前回の出店時との最大の違いは人通り。かなり強い雨予報で前回は人通りの多かった11:00-13:00頃もまばら。おそらくン以下外せない予定がある方以外は自宅にいたんじゃないかと予想(というか恐らく自分ならぬくぬくそうする)
販売内容:おむすび40個分(2kg分)
雨予報できっとお客さんも少ないだろうと予測。売れ残るよりは少量でも売り切れた方が気持ち的に嬉しいと事前に仕込み数を減らした。
メニュー決定
春はおむすびというタイトル通り、春めいた具材にした(自分的に)
甘じょっぱ梅や、禅味噌など少し甘めの具材を多めに
梅は、はちみつ梅と昔ながらの梅を約4:1で叩いて練り上げた
桜エビおかかは、おかかに桜エビの薄ピンクとカリッと食感をプラス
お米品種セレクト
島根県産「きぬむすめ」使用
”春っぽさ”を意識した
粒の大きさ(粒張り)と冷めても甘いをベースにくちどけがモチモチよりもさらっとしている品種をチョイスしたかった。イメージはお花見で緑茶と合うおむすびになるお米品種選び
フライヤー作成
優しい春の雰囲気が伝わるようにピンクを基調にした。こう見ると歌舞伎座朝市とは一転していて、よく頭の切り替えが出来たなあと振り返って思う。
ちなみに、このフライヤーは自己紹介代わりに購入してくださったかたの入れ物に挟むのだが”雨の日にも関わらずお越しいただきありがとうございます”と手書きのメッセージを入れてみた
当日の仕込み
大船出店は2回目だったので、雨で少し不安はありつつ道順等は覚えているのでそこまで緊張はしなかった。
ただ、「きぬむすめ」を羽釜で炊くのは初めての経験だったので吹きこぼれや炊き時間・蒸らし時間を調整するのに気が張った
2時過ぎに起きて、かなり余裕をもって7:00頃には副交感神経もリラックスしたゆるりTIMEが訪れていたように思う。雨に濡れないようにおむすびを完全梱包することに全集中。
販売の様子
完売
雨予報で最大可能個数の2/3の40個に抑えておいたが、完売後も「おむすびまだ売っていますか?」と来てくださる方もいた。結果論ではあるが、2升分握っても良かったかもと少し思った。とはいえ完売は嬉しい
友人がおむすび券を早速使用
近所に住む友人が「れいちゃんとみんな飯」を応援してくれており、リターンのおむすび券を早速使用してくれて嬉しかった。自分のことを応援して実際に会いに来てくれるのはすごくやりがいになる
出店者の方々の小腹満たしになった
雨でお客さんの入りは多くなかったが、他の出店者の方々が「外には買いに行けないし、自分の出店もあるし」と次々に購入してくれた。
桜エビおかかが人気
桜エビおかかが1番に完売した具材。禅味噌やしらす佃煮が早めに売り切れると予測していたが想定外だった。新商品の具材だったので他の具材より少なめに仕込んだがこれからの定番具材にしようかなと計画中!
3/18(土) 出店総括
天気や気温に合わせた仕込み予測は大事
雨だと人通りががくんと下がるので少し仕込み数を減らした決断は良かった
とはいえ、完売後に購入を希望する声もあったので売れ残ってもお米なので冷凍も出来るし多めに仕込むのもアリかもとも思ったり。難しい。
月2回の出店が丁寧かつサステイナブル
1月に4回、2月は3回を予定していて結果1回。3月は2回にとどめたが、心の余裕や丁寧にお米の品種や具材を決める時間が生まれたので2回が丁度良いのかもしれない。
完全に自分用のおむすび出店振り返りとなってしまいました。
ただ、3カ月単位で振り返り。過去の思考や行動をゆっくり(?)振り返ることが出来たのはすごく良かったです。
また4月、5月にも出店が決まっているので近々おむすび出店経由でお会い出来たら嬉しいです。ほんじゃあの~!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?