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野菜と果物。それから八百屋

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旬の野菜や八百屋の小娘による野菜小豆知識
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2023年11月の記事一覧

夏目漱石になりたいほうれん草による“ホウレンソウ”

【報告】 昨晩の調理について報告します。 僕は“油揚げとおかかの生姜お浸し”と なりました…

この白いさつまいもを表すオノマトペはきっとまだない。

ホクホクとしっとりの二元論が横行する さつまいも界の新星誕生?最近、“食べる”に関連する…

桃栗三年柿八年待った末の果物達の運命は、意外と残酷だった。

さるかに合戦で投げられた柿を労るはずが より残酷な焼き柿にしてしまった日 桃栗三年柿八年…

大学芋の由来を知ると、ティッシュ配りの人に優しくなれる気がした。

大学芋。 名前の由来には諸説あると言われておりますが、その中の1つに昭和初期、『大学生が…

里芋を全力で励ましてみた。

芋業界の煮込み部門では 間違いなく主席だからね 適材適所、という言葉があります。 適材を適…

厄介な主人に拾われた秋野菜、ハヤトウリの行方や如何に。

山の麓の直売所で見つけた 秋の野菜を出汁漬けにしてみた。『1台○役』 機能が多ければ多いほ…

紫芋と黄色い私の初恋

ホクホクの パープルスイートロードを 天ぷらで召し上がれ。人によって 好みが真っ二つに分かれる。 そんなことがしばしばある世の中。 遂にやって来ました、この季節。 そうです、銀杏の季節です。 美しく黄色に染まる道。 そんな見た目とは裏腹に、広がる 鼻の穴の存在を恨めしく思うような銀杏臭。 健康診断で視力や聴力の検査があるのに 嗅覚が無いことを逆恨みしたかのような仕打ちです。これが銀杏の逆襲とでも言うのでしょうか。 そんなわけで、銀杏を見て 『美しい。フィアンセだ』 そ

有無を言わさず誰かと同じ辛さを食べる『赤から』は人間関係を壊しかねない戦場である…

香川の離島の赤唐辛子で 赤から予行練習をしました赤からのシステムって、 人間の心理を試され…

今年の聖なる夜はツリーではなく、ブロッコリーで迎えたい。

パン屋の主人は絶対に作らない マフィン的なパン的な フォカッチャ的な何かを作る気づけば早い…

山の麓の直売所で見つけた八つ頭で最速正月日和を堪能す。

世界一速いお正月を味わい 来たるおせちの未来を考えた日が沈むのがだいぶ早くなってきました…