7 輪姦パーティのあとで…
「週刊誌で連載かぁ。やるじゃん。何を書くの?」
マスターの小林さんはまだ30歳ぐらいだが、アゴ髭の似合うダンディーなルックスで一見ちょっと怖そうだけど、当時23歳だった僕にとって兄貴的な存在だった。
「AVの撮影現場をレポートするんです。早速、今日取材に行ってきましたよ」
「AV!? いいなぁ。あれって何? 本当に入れてるの?」
小林さんは隣にすこぶる美人の奥さんがいるというのに、めちゃくちゃ食いついてくる。
「入れてましたよ。でも、入れる前にカメラが映っていないところで