【朗読版】「僕たちの五号機」2 バラック小屋と美姉
ぼくは奥の部屋が気になっていた。
白いものがちらちらと見えていた。女の人の太ももだった。部屋が暗いせいで、生足の白さが妙に艶めかしかった。あれがお姉さんだろうか。
現在noteでも書き進めている「僕たちの五号機」を、YouTubeチャンネル「ちづ姉さんのアトリエ」では同時進行で朗読してもらっています。
元旦には第二話を投稿しました。
【前回までのあらすじ】
秋には両親が離婚することになり、中二の妹は近所に住む独身の中年男性宅に入り浸って、SEX三昧。そんな崩