第七話『男子高校生にWフェラをする、熟女編集者』
【前回までのあらすじ】
カブトムシを獲りに行った夜。千鶴さん(21)と陽太(11)を先に帰らせて、勇吉(16)が「ちょっと付き合え」と誘ってきた。
まさか? と思ったが、やはりまた女の人のところに行くのだという。しかも今夜は、ぼく(16)の母親よりも年上の女性だというのだ。
勇吉と自転車を二人乗りして、辿り着いた先は──。
自転車のブレーキ音が近所迷惑なほど響き渡った。近所の目も気にしないといけないぐらい、そこは民家が数軒並ぶ一帯だった。
「ここや」ほぼ全力で自転車を漕