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【第7話】夜の誘惑には乗るべし

ダイビングの楽しみは?と聞かれたら。

その答えは「非日常」に尽きます。

旅行も、非日常を楽しむものですが、ダイビングはもっともっとその要素は大きいでしょう。

ダイビング以上は?と考えると、宇宙旅行?だったり、標高の高い登山だったりに限られる。


ここで本題。

そのダイビングの中でも、一番、非日常を味わえるのは。

夜に潜る、「ナイトダイビング」ではないでしょうか。

正確には夜というよりも、日没後すぐくらいの時間に潜ります。


ここ最近、ナイトダイビングを定期的に講習で開催しています。

その時に、ナイト初体験の方々と話していると、思い違いをしている人が多い。

「真っ暗な海に潜って行って、何も見えない、誰も見えない、だから怖い。」って感じ

これは誤解です。

真っ暗なことはなく、薄暮の中で潜ります。

一人一つ持つ水中ライトもかなり明るいです。

真っ暗な山の中に、分け入って行くようなイメージを持っているようですが、、実際は月明かりに照らされながらビーチを歩いているような感じです。

なぜナイトダイビングをするのか?一体その魅力とは?

日中のダイビングとは異なる体験ができること。
夜行性の生物が活発に動き、昼行性の生物は休むためにじっくり観察できる。

とはよく言いますが。


私的には、
単純に「ナイトダイビングは幻想的、そして神秘的なもの。」

夜に潜っている自分を客観的に想うと、何だか不思議な感覚にもなります。


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ダイビング終了後、水面に浮上したら、BCにエアーを多めに入れます。

水面に仰向けの姿勢で浮いて、夜空を見上げる。と、そこには満点の星空が。

しばしその空間を楽しみ、ボートへ上がる。

器材を下ろし、船縁に腰をかける。

クーラーボックスに準備していた缶ビールを開けて、最高の一杯を!

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って流れはそんな感じ。


ナイトダイビングの唯一かつ最大のネックは。

日中のダイビングが終わっても、お酒は飲めないってこと。

これがなかなか我慢できない。

私たちに限っては日の短い季節に好んでナイトダイビングをしています。

沖縄だったら、7月より10月。


今年の10月の渡嘉敷島では、「ナイトダイビング」をやります!!

もちろん希望者のみ。

最高の環境なので、初めての人でも安心してお楽しみいただけますよ!