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【反省と考察】小説の共同制作をやってみて。

【#95】20211003


人生は物語。
どうも横山黎です。


作家を目指す大学生が
思ったこと、考えたことを
物語っていきます。

是非、最後まで読んでいってください。

今回は、
前回に引き続き、
「小説の共同制作をやってみて」
というテーマで話していこうと思います。


前回は、
どんな風にして共同制作がなされたのか、
「制作の裏側」を共有しました。


今回は、
「反省と考察」ということで、
どんなことが上手くいかなかったのか、
どうすればもっと上手くいったのか、
話していこうと思います。

前回の記事を読んでないよという方は、
先にそちらの方をご覧ください。


☆もっと早くから書けばよかった


まず反省の一つ目としては
「もっと早くから書けばよかった」
が挙げられます。


今回の企画は、
八月から九月末までの
おおよそ二か月間で行われました。


八月を構想にあて、
九月を執筆にあてようと考え、
その方向でみんなとも共有していたんです。


実際に、その流れでいったんですけど、
書き始めてから生まれる疑問が結構多くて、
そこからまた新しく議論しなきゃいけなくて、
だんだん忙しくなっていったんですね。


そりゃあ締め切りがあるから
作業量、作業スピードが
右肩上がりになるのは自然なことかもしれませんが、
もっと早くから書いておけば、
もっと早くに疑問に気付き、
もっと長くしっかりと議論できていたかもしれません。


「構想期間」と「執筆期間」を明確に分けたことを
悪いとは思っていないけど、
とりあえず、
今の時点で書けることを書いておく方が
良かったのかなあと思いました。



☆コメント欄に意見が来ない


この企画は、
LINEのグループとnoteで行っていました。


ちなみに、
LINEのグループの方は、
僕の友達で構成されています。

高校からの友達もいれば、
大学で出会った友達もいます。

少なからず信頼を置いていて、
少なからず信頼を置かれていると思っている人を
計6人集めました。

「こんな企画やるんだけど、参加しない?」
みたいな感じで誘いました。


だから、
一応二つの場所で企画を遂行しましたが、
メインはチーム(LINE)の方。
Noteの方は、書いたところまでの物語を共有したり、
チームでのミーティングの内容を報告するのが主でした。

で。
僕は、
「こんなアイデアどう?」とか、
「AとBどっちがいいと思う?」とか、
「議題」として、投稿していたんですね。

LINEの方ではグループのノートに、
Noteの方では普通に記事にして
議題を投げていたんです。


予測はついていたんですが、
やっぱり来るコメントが少ない(笑)


LINEの方では、
みんな企画の参加者としての自覚があるからか、
コメントしてくれる人はいました。
「いいと思う!」とか、
「こっちの方がいい!」とか、
「たとえば、こんなのどうですか?」と
逆に提案してくれた人もいます。

それは本当に嬉しかったし、
ありがたかったけど、
議題によってはゼロということもあったし、
全員が全員コメントしてくれるわけではありませんでした。

Noteの方では特にそうで、
一度、
「成人式と同窓会の間って何するんですか?」
と質問したことがあるんですが、
82回読まれて、
2回いいねされて、
コメント0という不思議な結果(笑)


2回いいねしてくれた人は、
何をもって「いいね」と思ったのか謎だし、
82人もいて、
誰も何もコメントしてくれなかったのは驚きでした。

じゃあ、
この現象が起きてしまうのは
何が原因なんだろうと考えてみました。

結論、
それは「思い入れがないから」です。


つまり、
Noteという場で、
僕は信頼されていないし、
愛されてもいないんですね。

プロの作家でもないし、
Noteで広く名が知られているわけじゃないし、
まだ何者でない僕のような人間が質問したところで、
スルーされるのがオチなんです。


仮にこの質問を読んだとしても、
「こいつ誰だかわからねえし、時間を割きたくないからコメントはやめよう」と思ってしまいますよね、きっと。

信頼していたり、愛していたら、
つまり、僕に思い入れがあったら、
「よし、こいつが悩んでるから力を貸そう」ってなるじゃないですか。

だからこそ、
僕の仲間たちはコメントしてくれたし、
一週間に一度のミーティングにも参加してくれたし、
コメント欄やミーティングの場で
意見を言ってくれたわけです。

さらに補足させていただくと、
Noteの方でもコメントをくれた人が
何人かいらっしゃいました。


企画を始めたばかりの頃、
安田鐘彦さんという方からコメントを頂きました。
めちゃくちゃ丁寧に親身になって考えてくださって、
とても嬉しかったことを覚えています。
僕は全力で返信させていだきました。
安田さんがコメントしてくれた理由は、
僕の勝手な想像になってしまうんですが、
僕のつくった曲『マスターピース』を聞いて、
僕に対して
少なからず信頼を置いてくださったからだと思います。
noteでは歌詞を載せた記事を投稿したんですが、
その記事のコメント欄でのやりとりが
安田さんとの関係の始まりだったと思います。
作品を通して、
信頼関係をつくっていたからこそ、
今回の企画においても、
コメントしてくださったのだと推察しています。
違っていたらごめんなさい。
全力で謝ります(笑)

それから、
里さんという方から
「続きを待ち遠しく感じていました」
「お話の続きを楽しみにしています」
という言葉をもらいました。

さらに、
アリエルさんという方も
作品に関する感想や気付きを
たくさん共有してくださいました。
物語が完結した際には、
「最高な終わり方」と評価してくれました。


お三方は、
作品のことを
少なからず信頼してくれて、愛してくれたからこそ、
コメントしてくださったのだと思います。


LINEにしろ、noteにしろ、
コメントをくれる条件というのは、
「思い入れ」があるかないかだと考えます。


つまり、
誰かから意見をもらって物を作りたいなら、
言い換えると、
共同制作をするなら、
他人からの信頼が必須
だよねってことです。


☆これからも共同制作をしていく。


今回の話も長くなってしまいましたが、
実験的にやってみた共同制作のことを整理したかったので、
自分のためにも丁寧に語っていきました。

共同制作にはまだまだ可能性があると信じているので、
これからもあの手この手で挑戦してみたいなと思います。

次はnoteをメインの舞台にして、
共同制作をやってみたいなと考えています。

今回の反省をふまえて、
信頼されるような投稿、
愛されるような投稿を心掛けていきますので、
これからもよろしくお願いします!




最後まで読んで下さりありがとうございました。
横山黎でした。


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