非ジャニオタだった私がなぜこんなに岸優太くんにドハマりしているのかの考察#03
V6ラストライブ観ました。配信で。
V6を特に通ってこなかった私ですが、さすが世代、歌える曲がかなりある上に、件の後輩から逐一情報がラインされてくるので、かなり楽しめました。長年積み重ねてきたものを感じられる、感じざるを得ない、素敵なライブでした。
ただどうしても、自分の推しと重ねてしまう。
「デビューから26年」
デビュー当時22歳だったキンプリ最年長の岸くんは、その時48歳になる。
岸くんのちょうど10個上の私は、58歳。
いや全然いいね。めちゃくちゃに泣ける自信しかない。
メンバーのキャラクター、関係性、歴史、全てを理解した上で観る解散ライブほど泣ける舞台はないだろう。もしかしたらそれは究極のエンタメなのかも知れない。
その凄まじいまでのドラマティックさは、推しがいないと絶対に感じることはできない。もちろん、だからと言って、知らないと損をしているとは全く思わない。
知らない人は、”知らなくていい人”なんだと思う。
知ってしまった私は、”知らないといけなかった人”なのだと思う。
人生、どんな些細なことでも、あらゆることに意味があり、私が岸くんをここまで好きになれたのは、やはり必然であると、本気で思っている。
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”幼馴染 みんな王子 パーティーじゃすましてごきげんよう”
”特注のスーツは脱いじゃって 泥だらけになって遊ぼうぜ”
”想像しない未来も 僕たちならば笑えるんじゃない?”
”いつか 王様になって 髭 ひげ ヒゲ HIGEで鬼ごっこ”
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これは、アルバム「Re:Sense」に収録されている「フィジャディバ グラビボ ブラジポテト!」の歌詞の一部。
V6の解散ライブを観て、何度もこの歌詞を思い出した。
V6は大人だった。
とても落ち着いていて、本当に素敵だった。
でもきっとking&princeは、例え最年少の海ちゃんまで髭が似合う男性になっても、ずっとみんなで子供のように、泥だらけになって鬼ごっこしてるんだろうなと。
きっと解散ライブをしたのなら、岸くんはバカみたいに泣いてくれるんだろうなと。
そして相も変わらずいじられて、みんなで力強く抱き合うんだろうなと。
何となく思って、それはとても寂しいことだけれど、何十年後かにそんな感動が待っている(かも知れない)なんて、素晴らしいなと思った。
そしてその時、きっと私は、岸くんを推し続けたことを、心から誇りに思っているだろう。
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アイドルとは、本当に不思議な職業だ。
みんな普通の、ただの青年のはずなのに。
他の人は感じていないらしい推しの輝きを、担当だけが感じられるのは、一体なぜなのか?
「なんで岸くんが好きなの?」と聞かれる度に、「私がどれだけ言葉を尽くしても、本当の意味では理解できないんだろうな」と思う。それは全くもって諦めではなく、シンプルにそういうものなのだ。
言葉では説明が付かない、あの涙が出るほどの輝き、神々しさ、美しさ、儚さ。
推しは、誰がなんと言おうと特別で、誰かが理解できなかろうと、世界一かっこいい。
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「エンターテインメントに青春を捧げた若者たち」RIDE ON TIMEのナレーションの一部(うろ覚え)だが、この言葉だけでグッとくるものがある。
そうだ、ジャニーズってそういうことなんだと、この一節を聞いて初めて気づいた。
岸くんがジャニーズに入所したのは13歳、中学2年生。それから22歳でデビューするまで9年間、ずっとジャニーズ Jr.として生きてきたのだ。
岸くんは、必死に目の前の課題をクリアし続けてきたんだろう。圧倒的な努力が、彼の人生を支えている。
岸くんは、26歳の普通の青年だけど、ただの青年ではない。
「エンターテインメントに青春を捧げてきた」アイドルなのだ。
どれだけアホなことを言っていても、どれだけいじられていても、どれだけスベっていても、番組に女優が来るとニヤけちゃってても。
私にとっては常に、とてつもなくかっこよくて、とてつもなく輝いている。
きっと彼が、30になっても、40になっても、50になっても、ずっと。
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