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どんな家を買ったのか

ざっくりと説明すると、新築マンションでよく見かける横長型のリビングのある3LDK(約70㎡)です。

以下、マンション購入を実際に検討したことがある人にとって何の情報もなく、ただマンション購入初心者が迷ったよという情報しかありません。
また、出てくる図面は適用に作成したものなので、大事な柱の記載すらなく実際のものと関係ありませんのであしからず。
そしてこの記事もインテリアと関係ない…けど前提となる部分なので一応書いてみました。なぜ買ったのかは以下の記事にあります。


新築マンションとはいえ

私が購入したのは一応新築だけれど完成済住戸なので、一般的な新築よりはオプションなどが頼みにくい感じでした(例えば、完成前ならキッチンの高さが大体70、80、90cmとか選べた。)。つまり物件がモデルルーム用に使われていた部屋だったことや、マンションそのものの立地(駅徒歩15分)がそこまで良くないことも相まって、最近ニュースで取り上げられるような首都圏マンション相場よりはお値段抑えめです。多分。
「中古買ってリノベとかすれば良いのになぜ新築?」というのも後で説明します。

購入可能な選択肢がどんなものだったかというと、65㎡〜80㎡の3LDK のうちの縦長リビングと横長リビングどちらか。
最近どこのメーカー/ブランドの新築マンションも似たような間取りが出てますが、実際使いやすいのかな。(前の賃貸がちょっと変わった間取りだったので、画一化されたものを見ると不思議に思ってしまう。ある程度住んでみてからレビューできるといいな。)

横長(ワイド)タイプのリビングを持つ住戸

従来多かった「田の字型」と呼ばれる縦長リビングのある3LDK と比較して、窓を大きく開けられる点が個人的にポイントが高かったです。私は空気の入れ替えは「気が狂っている」と揶揄されるレベルで行います。
どうせ空が見えるなら窓は柱無しで全開にしたいという希望で、横長にしました。

間取り

また、横長リビングの間取りになると、リビング側にある一つの部屋が少し奥まったところに位置づけられます。角部屋なら窓があるかもしれないですが多くの場合は扉を閉めると光が入ってこない部屋となるのでデメリットになるかもしれません。うちは仕事部屋にするつもりなので、ディスプレイに直射日光が当たるときは扉を閉めて調整できるしむしろ好都合?ということで決めました。

間取りの好みで決めましたが、横長リビングはデメリットもあります。

先程記載した、(角部屋で無い場合)光の入ってこない部屋が一つできてしまうこと。
もう一つは、廊下で面積をとってしまうことです。これは気づくのに時間がかかったのですが、縦長リビングは縦に長いので、玄関からのアプローチが短くて済みます。でも、横長リビングは短いのでアプローチが長くなります。この差が廊下部分として約3〜5㎡出ます。

ブランドマンションのプラン説明のサイトなどを見てもらうとわかりやすいのですが、
例えば、縦型なら「65㎡」、横型なら「70㎡」と専有面積が違うのに、各部屋の面積や収納力はそんな変わんないじゃん…ということになるのがデメリットです。坪単価で計算をする方なら当たり前と思うかもしれませんが、生活で使う広さは変わらないのに面積のせいで200万円〜500万円の差が出ます‥。

中古マンションにしなかった理由

結論から申し上げますと、中古マンションが想定以上に高かったです。
本当は中古マンションをお安く手に入れて、1000万円くらいかけてフルリノベしたかったです…!

でも良い中古物件が出てこなかった。。築15年くらいで、駅近で…とちょっと条件をきつくしすぎたかなと思いましたが、無理しない予算と広さとの中で選ぶのは難しかった。いくつか見ていたけれど、電線が近いとか、ハザードエリアとか、大きい道路の有無とか。。
しかも昨今のマンション価格高騰で、中古マンションも高くついていてほとんど新築と値段に差がない状況だったりするんですよね(本当はもっと探すべきなんですが…。)。築30年超えのものと新築で同じ面積だったら、新築にするかーって感じで決断しました。

そして何より変えられないなと思ったのが共有部分でした。中古マンションの内側はリノベできるけど、共有部分の玄関の設備などはなかなか変えられない。見た目も気にしなくはないですが、それ以外には最初から最新の宅配ボックスだったり、手ぶらキーだったりがついている新築はミーハーな私にとってポイントが高かったと思います。

あとは、新築物件の営業さんに中古の購入について若干脅されたことも影響していると思います。具体的には、中古マンションの価値を見定めることが難しいよといったようなところです。(新築も同様の問題が無いわけではないのですが…。)
ちなみに、ブランドマンションの中古も見たのですが、この場合は後ろに大手デベロッパーがついているのであまり気にしなくて良いかもしれません(準備されている資料からしっかりされています。)

しかしながら、マンション価格高騰ゆえに我々でも手の届く値段の中古マンションとなってくると、会計状況を積極的に見ないといけなかったり、フルリノベするにしても「壊してみないとわからない」ような予算が立てづらい状況だったりという不安要素がどうしても拭い切れないというのがありました。ある程度の新築であれば、基礎しっかり打ってますみたいな情報がすんなり出てくるのですが、これを中古物件においてもしっかり情報収集するのが難しい、というか手間がかかる点が結構コストでした。
中古購入が大変ということが全くの嘘ではないと思いますが、お金を払ってでも信頼できる中古仲介業者にまかせても良かったかもしれません。もし買い替えることになれば、そうしようかな…。

あと微々たるものかもしれないですし、新築もいずれ中古になって同じ問題が起こるのですが、積立修繕費がスタートから高い点があります(積立修繕費ってちょっとずつ上がっていくの知らなかった。場合によるけど2倍くらいする)。
また、現状ではローン控除分が新築の半分という点もちょっとは頭をよぎりました。(中古の場合でも場合によっては新築同様のローン控除が適用されることがあります。)

まとめ

こんな家を買いました。

・よくあるマンションの間取りの横長リビング 3LDK 約70㎡
・駅アクセス若干悪い(けど安い)
・新築なので最新の共有設備が使える

資金に限界がある私達にとっての物件探しは、かなり運気を高めた状態で(笑)、根気よくやる必要があるように思いました。

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