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親子のご縁

 最近高齢の母親が軽い認知が入り出してしまった様子。遠方なので、電話で様子を知るしかないのだけれど、どうも記憶が曖昧な感じ。大丈夫なんだろうか?と心配になっています。今度お休みに様子を見に行く予定にしてます。

 娘たちに声をかけたら、上の娘が一緒に行ってくれることになりました。自分のことで精一杯なお年頃の娘たちに高齢の祖母のところへ交通費をかけてでも一緒に行ってくれる気持ちがあることは本当にありがたいことです。

 娘がとても精神的に困った時に私が全面的にサポートしていました。ここまで年月とお金をかけて精神的な学びをしてきたのに我が子に使わない手はありません。でも一番大変な時に自分のサポートカウンセラーは大変すぎるから「親子の縁を切りなさい!」と言われました。確かにそのぐらい大変でした。「身内が一番難しい」ともおっしゃっていました。

 でもでも、親子の深ーいご縁でこの世に結ばれているのに、「大変だから関係性を切りましょう」などとしていたら、ほとんどの親子関係がバラバラになってしまう気がします。親子のご縁は何かしら特別で、自分も親からの遺伝をもらっているし、子供には渡しているし・・・。良きも悪しきも繋がっていると思うのです。そして悪しきこともあるけれど、やっぱり人として繋がっていく一番基本的な何かが親子としてあると思うのです。

 時には離反することもあるでしょう。長い間距離を取ることもあるかもしれません。しかし、どんな親も根底には愛があって、どんな子供も根底に愛されたいと思っていて、その表現が屈曲してしまっているととてもわかりづらいのだけれど、深く長ーい関係性の親子だからこそ学べることがあると思うのです。

 私は親子のご縁って本当に大切で、親からも子からも本当にたくさん学ばせていただいているなあと思うのです。親にされた嫌なことは今世の自分が選んだ課題のような気がするし、子供に見せつけられる嫌なことは、私が今気づくべき何かな気がするのです。身近にいてくれるからこそ逃げられないからこそわかることで、深い結びつきはありがたいことだと思うのです。

ありがとうございます。サポートいただいたお金はワークショップ開催等の費用に充てさせていただきます。