適応障害と診断されてから1年
こんばんは。玲奈です。
今日のテーマは、タイトル通り適応障害についてです。書くかどうか迷う気持ちもありますが、書いた方が自分の気持ちがスッキリしそうなので、勇気を出して書いてみることにしました。
適応障害と診断されたのは約1年前。
仕事内容、人間関係、長時間労働など、仕事を取り巻く環境が合わず、不眠や体調不良に悩む日々が続いていました。今考えると明らかに異常な状態だったのに、当時の私は慣れない仕事で疲れが溜まっているだけだと本気で考えていました。心と体を病んでいると認めるのが怖くて、心の奥底で「まさか自分が・・・」と思っていたのかもしれません。
私の場合、心身の不調の原因は明らかに仕事でした。通院していた心療内科の先生からも、原因から離れることで心身の不調から回復する可能性が高くなると言われ、転職を決意しました。
転職直後は、不安感に苛まれることが多々ありました。転職するまでに体調はほぼ全快していたものの、また以前と同じように体調が悪くなったらどうしよう・・・と考えてしまうのです。
ただ、仕事に慣れるにつれて、不安を感じることは徐々に少なくなっていきました。上司や同僚に恵まれ、人間関係のストレスが少ないこと、興味のある仕事を割り当ててもらえたことも不安の減少に大きく影響していると思います。
もちろん仕事で大きな課題にぶつかったり、能力的に厳しい仕事を割り当てられたりと、悩むこともありました。それでも何とか乗り越えることができたのは、心から信頼できる上司と同僚がいて、自分の力ではどうにもならないことは気兼ねなく相談できる環境があったからこそです。
適応障害と診断されてから約1年。
この期間に私が学んだのは、環境が人の心身に大きな影響を与えるということ、そして、私は自分が思っているほど強くはないということです。
自分の弱さを知ることは、自分を守る術を知ることと同義なのかもしれません。できる範囲で最大限頑張りながらも、自分の心身が崩れるデッドラインを事前に把握しておき、それを超えないようにうまく調整することが、自分と自分の周囲の人を守るために大切なのだと思います。
先日、低コストライフについてYouTubeで発信しているかぜのたみさんの書籍を読みました。低コストライフを送るためには、過度に背伸びをするのではなく、ありのままの自分を認め、自分の欲求の根本を紐解いていくことが重要だそうです。
この言葉は、今の私にも通ずるものがありました。
私自身が理想とする強い自分と、現実の自分は大きく乖離していて、時々辛くなることがあります。
でも、まずは弱い自分をまずは認めてあげること。
違う人間になることはできないのだから、一歩一歩進んでいけば良い。時には一歩後退したって良い。
できなかったことだけでなく、できたこともきちんと認めながら、少しずつ前に進みたい。
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