雨くどく降り、虫息絶える
とある怪奇現象から始まった、昨年の11月から家中大断捨離に忙しく、お庭予報を出すの忘れておりました。
この夏は雨多し、気温湿度とも高め、日照は少なめ。
夏野菜は胡瓜のみよろし、ということで、我が家の夏野菜は胡瓜のみ植えました。
ゴーヤは私の大好物なので、微かな期待を込めまして、西日が強く当たる窓辺へ一応。
これからは「雨くどく降り、虫息絶える」
くどく、降り続く雨。
マメに土を耕しておいてあげないと、土を豊かにして下さる必要な虫たちが快適に暮らすのも難しそうです。鉢植えのメンテナンスも気をつけてあげないとね。蒸れによる根腐れが心配です。
土も耕さず、固いままその上からしとしとと水だけを注がれては、虫も動くに動けません。土にとって良き虫も、新芽を喰らう虫も、どちらともにも、良い環境ではないですね。
虫が息絶えてしまうと、土が肥えず、凶作の恐れもありますね。
人心も、社会全体も同じなのでしょう。
人に身に置き換えれば、繰り返し繰り返し起きていることをきちんと咀嚼していかないと、良い芽が出ませんよ、ということにもなります。出来事の善し悪しは人の勝手な受け止め方ではありますが、それが何であろうと、繰り返し訪れるものは大切なサインであり、魂からのノック。
まず、それに気が付くこと。
そして、きちんと耕して常に柔軟に保ち、ガス抜きや膿出しを忘れずに、己にとっての良き栄養のみを育て上げたいものです。
雨は慈雨とも取れますが、時に大きな災害ともなり人に厳しい一面もございます。しとしとと降り続く雨、余りこういう事は考えたくはないのですが、そういう一面も備えておきたいとは考えております。
人の心も大いに乱れ、普段から溜めやすい方には圧がかかり苦しくなりそうですので、大暴発を引き起こす前に、心身ともにこまめな発散を心がけると良さそうです。大暴発注意というところでしょうか。
ひと時の激しい雨はやり過ごせても、振り続ける雨にはなすすべがないこともございます。
良きも悪しきもバランスは大切です。
暑い夏にはまだもう少し。今のうちに、細かい部分の不具合が起きぬよう転ばぬ先の杖、お庭も心もメンテナンスが大事なようです。
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