[開催報告]PDお悩み共有会&座ってできるオススメ体操講座
リハトレスタジオ世田谷としてもnoteを開始しました!
今後は、
という3つのテーマを主軸に様々な情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
事業ブログとして初回の今回は、先日開催しました「PDお悩み共有会 & 座ってできるオススメ体操講座」というオンラインコミュニティの様子をお伝えしていきます。
1.内容の紹介
本イベントは2部構成となっており、パーキンソン病当事者同士のお悩み共有会と座ってできる体操プチ講座とという流れで行っています。
私たちは日頃、専門家という立場で当事者の方々と向き合っているため、どれだけ対等な関係を意識していたとしても「提供する側と受ける側」という関係性から避けることはできません。
一方、今回のような当事者同士の対話形式は「ピアカウンセリング」とも呼ばれ、同じような体験・経験をしてきた当事者が、同じ立場でサポートすることであり、「当事者こそが1番の理解者である」といった基本概念のもと行われるカウンセリング手法です。
日頃悩んでいることを最も理解できるのは同じ病気を抱えている当事者だからこそであり、本イベントでは当事者同士で制限時間の中で語り合っていただきます。
とは言っても「はい、では好きに語ってください」と振って自由に話せるかというと正直難しいし、そういった場でよく起きてしまう失敗談としては
誰か1人が話しすぎてしまう
どんどん脱線していき本題から逸れてしまう
悩みと言っても何を話したら良いのか分からない
上記のようなトラブルが発生していわゆる「グダグダ会議」のような状況に陥ってしまいがちです。
その不安についてはファシリテーションを専門としている代表の白石が司会を行うので「参加者全員が主役」となれるようなサポートを行っています。また、本イベントは「最大6名まで」と人数制限を設けているので、少人数でも安心して話ができる会となっています。
後半20分は”座ってできる効果的なプチ体操講座”を通じ、「ただ話して終わり」ではなく明日から実践できるちょっとした豆知識も持ち帰ってもらえるような会にしています。
お伝えする体操については「座った状態で出来るもの」としているので、立った状態での運動がご不安な方でも安心して参加できます。
2.参加条件
こちらのオンラインワークショップは当事者同士の「ピアカウンセリング」を目的としているので、”パーキンソン病当事者のみ”となっておりますのでご注意ください。
また、顔の見える関係だからこそ、より安心して悩みを共有できると考えているため、ZOOMは”顔出しあり”を条件にしています。
3.参加された方々の悩み紹介
今回紹介するのは出た意見のほんの一部ではありますが以下のような悩みが出てきました。
服用している薬には「効く日と効かない日」があるのはなぜか?
夜不安で良く寝れない時にどう過ごしているか?
夜にジストニアのよる痛みがあり昼夜逆転してしまっていた
日によって腰曲がりが起きてしまい、周囲の目が気になってしまう
じっくり答えたいのに家族が勝手に反対の意見を言って困る
こういった悩みに対し、専門家が回答するのではなく当事者同士でどう向き合ってきたのかをシェアしてしてもらいます。
当事者によるリアルな体験談は胸に刺さりますね。
4.参加者からの感想
最後は参加してくださった皆さんからのご意見をいくつか紹介いたします。
うまく進行してくれるので、すごく話しやすくて楽しかったです。
悩みを打ち明けられてスッキリしました。
初めて会う人ばかりだったけど「1人じゃないんだ」と思えました。
半ば諦めかけていた旅行をやっぱり諦めたくないと思いました。
教わった運動は普段する機会がほとんどなかったので目から鱗でとても参考になりました。
朝早いから不安でしたがその後の時間をゆっくり過ごせた。
60分という時間は体的にもストレスなく座っていられてちょうど良かったです。
とても嬉しいコメントを沢山いただきました。今後も毎月1回開催していきたいと思いますので、悩んでいる方は気軽にご参加くださいね。
次回は8/1(火)に開催予定です。
悩んでいる方はこういった場で仲間に打ち明けてみませんか?
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