見出し画像

[7/7] 北海道一人旅 2023/01/28 根室本線、新千歳空港、ばんえい競馬、海鮮丼


最終日段取り

最終日の予定は、帯広で何か観光したあと、特急を使って新千歳空港へ行き、夕方出発して夜大阪へ到着。以上。
15:00くらいに新千歳に到着していなければならないものの、午前中は空きがあるので、昨日ほぼ駅前散策と12.5スロ見学しかしてないこの帯広で、何もしないまま帰るのは、旅程ミスったにしても勿体なさすぎる。

行きがバスだったので帰りは電車にする

高速バスは事前に予約が必要で、去年から段取りしてたものの、この帰りは予約をとっていませんでした。なぜなら、帯広からはJR根室本線で千歳空港まではほぼノンストップで行けることはわかっておったので。
特急を使えばなんと2.5hで到着するそうです。早い!最高!フー!

新大阪-品川くらいありますけど

ということは逆算して、12:00過ぎくらいに帯広を出発しさえすれば、朝から昼までは何か観光することが可能だな。
今ホテルにいて9:00で、あ、なんだこれ結構時間がないぞ。帰りの飛行機を遅めに予約してりゃ現地で観光する時間くらいあんだろ、みたいな見積もりで時間を適当に決めたのに、蓋開けたら帯広への移動がもしかしたら全く無駄だったのでは?帯広に来なくてよかったのでは?

ばんえい競馬(見てない)

最終日の1/28は土曜日ということで、函館で学習した僕は、今日こそ競馬を見に行こうと決めていました。むしろ今日のために函館で見ないほうが良かったまであります。
というのは、帯広のばんえい競馬は、一般に想像するスラっとして筋肉質なサラブレッドが直線を疾走するような競馬と違い、上にも横にもムキムキの馬がソリをドタドタと引っ張って競争するという、世界でここだけしか見られない形式の競馬だそうです。コース上には坂とかあるそうです。

ほななんで開門こんな早いねん

その日の1レース目は14:00くらいからでしたギャフン。
帯広駅で「えぇ…」って声が出ていました。レースって一日15本くらいあるんだから、朝からダラダラとやって夕方終了、みたいなイメージだったし、難波ウィンズ香ばし競馬おじさんなんか、朝から競馬エイト持ってますやん。朝から馬って走ってんじゃないの…?
計算するまでもないですが、1R目を見て帯広駅駆け込んでも、15:00帯広出発、17:30新千歳、飛行機は16:00出発なので、新千歳空港で職探しということになります(映画「ターミナル」より抜粋)。当然間に合いません。ていうか、1Rだけ見て走って帰るってなんだよ。数レース見たいよ。賭けたいよ。ひりつく大金のやり取りしたいよ。

ホテルのロビーで時間を改めて確認して、ガタガタと震えておりました。

帰るしかないのか

第一候補のやりたいことがなくなりました。
現在9:30頃で、今から思えば、施設内になにかしらやれるところがあったと思うし、周辺に美術館とかバターサンド作ってる会社の見学とかもできたはずなので、その辺適当に行って新千歳に出発すれば何かやって帰ることができたはずです。そうこうしてる間に時間も過ぎていく。

でもなんか、「もういいか」ってなりました。ネガティブな感じでもなく。
知らん景色いっぱい見たし、普段食べないものもいっぱい食べたし、結構な距離歩いて疲れたし、この上「あと1時間ギリまで使って観光しよう」みたいなのしなくていいんじゃないかと思いました。焦って食うバターサンドがうまいわけないよ。あとバターサンドそんなに食べたくないし。
あと空港散策するだけで多分楽しそうだし。2時間くらい空港でメシ食って、お土産屋さん冷やかしてたら飛行機の時間くるでしょ。

根室本線(帰った)

写真は帯広駅ではないが

まあなんか、電車移動で3時間くらい風景みながら、地元のジュースとかパンでもかじってるのも旅行じゃね?思えば電車は札幌の地下鉄以外乗ってないからな?地上の電車から雪景色もオツなもんじゃね?
そう思っていたら本当に最後のトラブルで、乗った電車に動物(鹿だったと思う)が衝突して、停車したまま1時間以上動きませんでした。どうなってんだ。

無理やりいいように考えたら、例えばバターサンド工場をちゃちゃっと見学して、12:00出発くらいの特急に乗って、その電車が1時間遅れたとしたら飛行機の時間には間に合わないし、空港散策もできないし、僕は恐らく拾った小銭でバーガーキングを頼むことになったでしょう(映画「ターミナル」より抜粋)。

トマムには星野リゾートあるらしい

新千歳に向かう電車は、近づくごとに大陸のお客さんが大人数乗ってきて、自分の席以外の周辺20席くらいが外国語飛び交ってました。僕も混ざれば良かったですかね。
これ帯広-札幌間の鉄道だから、そりゃ観光客がどこでもいるんだろうけど、どのくらいマイナーな土地でもいるんかしら。北海道クラスに広かったら、そういうちょうど観光客が途切れる境目の観光地とかありそう。

新千歳の影武者として命を散らす南千歳(新千歳に恋してる)

新千歳空港

ありがたいことに、新千歳空港は、観光客向けにさまざまなお店が入っていて、最後の力を振り絞っていろいろなお店を回遊し続けました。

ロイズ
どの店も基本的に列できてる

魚介食べてないやん、と思って、果たして北海道由来かどうかはよくわからないものの、空港内のお店で海鮮丼を頂いた。なんていうか、うまいよ。マグロとサーモンといくらの丼、まずいわけがないよ。

2500円くらいだったような
もうメシは空港で全部完結できてしまう
とても濃い飲むヨーグルトみかん味

おみやげ用の売店もおびただしくあるものの、よくよく見ると、置いてあるものが被っているわりに値段が微妙に差つけられていて、立地がいいところほど値段の端数が切り上がっているような印象。こういうのでうまく商売されるのがシャクに触る人間なので、上記のヨーグルトもきっちり比較して安いところで買いました。

北海道では終わらないクリスマスを楽しめる(タイムリープもの)

売店・レストラン地帯と、飛行機のりばの繋がりが複雑で、この1Fに下りたり登ったり、どこから行けばいいのか結構迷いました。いざ帰るだけとなったら、気分はもう家に気が向いてしまい、早くどこかで落ち着いて座りたい気持ちが強くなります。家って大切だなあ。

さようなら

搭乗口付近にも売店はある
ひたすらKindleで買った覚えのないマンガを読んだ
機内の飲み物でコンソメを選択

今回の旅行ではとにかく、「計算上空いた4hとか5hというものは、一つ予定を十分に入れられる隙というわけじゃない」ってことを学びました。移動にも体力は使うし、交通のトラブルや道に迷ったり準備したり、目的を決定したり修正したりするちょっとした時間のズレで、やろうと思ってたことが全然できなかったりします。あと車酔い。バスはもちろんだけど、飛行機でも到着即体力無かった。
まさか競馬を一回も見ることなく北海道から帰ることになるとは思わなかった。満足にやることやれた札幌観光でも、一日にギチっとやることを入れてしまったせいで、動物園は疲れてたもんな。

装備、寒さは別に耐えられても、雪靴ははじめから必要だった。その辺にいくらでも売ってると思い込んでた。
撮影用にスマホを2台持っていったものの、手ぶらで撮影できるようなアクションカメラがあれば、動画撮影にはベストだと思います。ポンコツ二軸ジンバルは、寒さもそうだったけど、Zenfoneの撮影はできてもXperiaの撮影ボタンには対応してなかったから、やっぱりそれなりのお値段のものや、予めちゃんとセットできるものを買っておいたほうがいいですね。
つって、そんなんしてたら今後使うかどうかわからん動画のために10万以上金使わなきゃダメになるんですけど。

魂は救済され一族は滅びた

大阪に戻って松屋でうどん食べました。落ち着く。旅行終了です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?