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[2/7] 北海道一人旅 2023/01/24 函館、ラッキーピエロ、金森赤レンガ倉庫


2023/01/24 函館散策

ホテルフレックスステイイン函館駅前

近辺の手ブレ動画はあるものの、写真あんま撮ってない。記録としてどっちつかずになってしまったのを後悔しております。
写真オンリーで行くと決めてればよかった。

バス到着後に放り出された駅前、大阪でも見たことのあるきたねえ色の雪が路面に張り巡らされており、底ツルツルのスタンスミスで外出した僕の足の裏を殺しにかかってきました。
写真撮ればよかったのですが、雪を溶かすための砂と、それを「気が向いたら撒いてね」という看板とともにあちこちに設置されていたのはカルチャーショックでした。住民や利用者が、それを信号待ちのときに撒いてるってことのようです。つまりまあ、我々のような観光客は、そういった地域住民が軽く支払った労働力にタダ乗りしてるってことなのでした。雪が降るだけで文化がこんなに変わるものなのですね。

フレックスステイイン函館駅前
https://travel.watch.impress.co.jp/img/trw/docs/1348/620/html/01_o.jpg.html
ビジネスホテルのこと機能美あってキライじゃないよ…?(幼馴染)

飛行機の気圧差でしっかり耳や体調を嬲られたのもあり、とりあえずホテルにチェックイン。
荷物は大きめのリュック一つだけではありましたが、中にボディバッグを入れており、拠点が定まってる場合は荷物を置いて散策できるようにしておりました。しかしまあこれもわりかし失敗で、出先で買い物をしたり、携帯2つ持ちだったり、ボディバッグだとしてももう少し大きなものを持ってくるべきだったと反省。この来てみないとわからん不自由さも旅行ってもんですね。

雪靴という存在

融雪剤のせいで若干茶色い(多分)

靴で殺される問題は、もとより現場で雪靴を買って、履き古したスタンスミスは現地で捨てるつもりでした。なんせ相手は雪国なんだから、機能性の高い雪靴なんてそこらに売ってるでしょ、と思っていたのです。実際、地域住民らしき人は、全員雪靴や雪仕様の靴でスタスタと道を歩いていました。ボロボロのアディダスで歩いている人間は僕くらいです。

売ってませんでした。

駅近辺の歩いて行けるところに、インディー系ワークマンみたいなお店としまむらを発見したのですが、インディー系ワークマンでは本気の作業用ゴム長靴で、歩き回るには不向きすぎるし荷物にもなる。しまむらで店員さんに尋ねたところ「今?このタイミングで雪靴買うの?ないけど?」みたいなリアクションを取られました。どういうことでしょうか。
道民的常識では、シーズン前に雪靴を買い込んで、シーズン中に雪靴が切れたり買い替えたりといったことはレアってことなのでしょうか。「府民て自分のことを傍若無人で面白いと勘違いしてて毎日道頓堀に飛び込むパーティー野郎ばっかなんでしょ、みたいに言いやがって」みたいなことになってるんですかね。道民て全員隣家に熊住んでるんじゃないんですか。点滴は味噌ラーメンのスープじゃないんですか。

凍える手で突然撮影したアーバンパレス(記憶がない)
車は雪対策でワイパーを立てる例のやつ

ないものはない。この時点で15時前。雪は飽きた(半ギレ)。
とにかく観光しながら、できれば靴を買えるお店を探そう、ということで歩いて向かえる赤レンガ倉庫に向かいました。

ラッキーピエロどこか店

車乗らんからわからんがチェーンとかもうつけてないんだね
駅周りは路面電車が細やかに走っている

道中で函館でやることの一つにしていたラッキーピエロを見かけたので、とりあえずメシを食って震える足を癒すことにしました。考えてみれば昼飯を食っていない。
函館にはラッキーピエロとやきとりのハセガワが、度の越えたドミナント戦略で出店しております。もうありがたくも何ともない。あんだけ出店しててちゃんと経営できてるんだから、本当に日常的に地元の人が利用しているってことなんですねえ。やきとりは豚肉です。は?

https://luckypierrot.jp/shop/
寒くて外観なし。この中のどれかに行った。

駅前にあるのも確認したが、駅前は人がギュウギュウにいて、人がたくさんいるところでメシを食う趣味がない自分としては空いてる店にぶつかって助かりました。

店内はクリスマス感が爆発。時期外れなので猟奇的である。
実際店員さんはホッケーマスクとマサカリを装備して接客してくれた。
ハンバーガー屋かと思ったらカツ丼もカレーもオムライスもある
まあミスドにラーメンも置いてるしな

カンブリア宮殿で見たときから、セルフボースティング強めのラッパーみたいなイカれたビジュアルだと思ってましたが、店内には「うまいし、うまいということが評価されている」という説明をガンガン掲載しており、若干モラハラ夫告発マンガみたいな勢いの強さに酔いそうになっておりました。

セットの飲み物はウーロン茶
チャイニーズチキンバーガー

一番売れているというお話のチャイニーズチキンバーガー、揚げた鶏に甘いタレとマヨネーズが合わせており、てりやきバーガー好きな人は、というか嫌いな人があんまりいない味付けだと思います。お肉は3つ入っていて、別にパティ的に平べったいわけではないから、手で持つとボコボコしまして、噛んで肉にかならず当たるわけではないのが食べにくかったです。
ここで告白いたしますと、僕はマクドでてりやきバーガーをほぼ食べない人間なので、この商品に寄り添いきれなかったのでした。僕は、てりやきバーガーのことを、ラッパーのPVに出てくる女性が「嫌いじゃないでしょ?」とTバック食い込んだケツをブリブリ振ってくるのを、「あ、はい…」といった感じで、妙に冷静に眺めております。嫌いじゃなくて、少しずれているのです。
肉の赤身にほぼ当たらなかったのはたまたまなんすかね?噛んでも噛んでも脂身でした。

ラッキーバーガーだったような

個人的にはこっちのほうが好きでした。パンからは少し焼いて温めたバターっぽい香りと、パティは家庭的で柔らかかったので、全国展開してる店とは全然味わいが違いました。
こんだけメニューいろいろあるんだったら、デザート含めてもっと当たり屋みたいに食えばよかったと後悔してます。時間なかったんだよ。ポテトはチーズソースとミートソース的なものがかかっていた記憶がありますが自信ないです。いわゆる付け合せのポテトというより一つの料理みたいでした。

店内には大陸からのお客さんが一組だけいて、その人達が帰ったら店内に一人だけになりました。もうここで泊まりたい、という気持ちで痺れた足を休めておりましたが、観光するにも時間がない感じと、吹雪も勢いついてきて、とりあえず赤レンガ倉庫に向かうことに。

赤レンガ倉庫

横浜にもあった(あった)
手千切れそう
室内は元気に撮影できる
ハコメンだ!あのハコメンだ!
実際倉庫として使用されてきた歴史があるそうな
室内は元気に撮影できる

赤レンガ倉庫とは、港で使われてた倉庫がいろいろあって商用施設に改装されたというところ。

吹雪と移動疲れな上に、初日なにか買い込むわけにもいかず、とりあえず中を一周して施設や外観を堪能。最終日だったらもうちょっと気持ちの余裕もあったんだろうけどね。

室外なので元気に撮影できない
船が普通に横付けされている

結構な風と寒さで、時間的には17時を越えたあたりの明るさでもありましたが、大陸からのお客さんがたくさんいました。観光地と呼ばれるところは外国人のいないところはないな。大阪でもそうだもんな。
もう少し暖かくて、できれば雪靴を装備していて、あと時間も13時くらいなら周辺散策したいのに、体力がこの辺でギブアップ。早朝は大阪にいたことを思えば、不思議な状況である。

ホテルでセコマ

ラッキーピエロの残党が腹の中にあるものの、旅行来て晩ごはんカットは金捨ててると同じなので、適当にごはん屋さんを探しました。
が、ゴリゴリの観光地対応店は人が山程いて、かといって入り組んだところを探す元気もなく、いよいよ疲れてしまったので、セイコーマートでPBっぽい食べ物を適当に買ってホテルへ。この旅行中、セイコーマートで8000円くらい買い物した気がする。

北海道原材料フィーチャーと、地味に値段も安い
立派な名物だよこれは
映画タダだったし、知らんタイトルばっかだった(アダルトは有料)

うまくいかないことが発生したものの、その全部は「冬の北海道であるため」という旅行先選定によるものだったので、納得しつつ不便を楽しむことができました。

普段と違う景色を見てその辺をうろつくだけで、テンション上がるもんですね。旅行楽しい。北海道楽しい。初日終了。


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