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【重要】臨床実習の事前準備


今回のテーマは「総合臨床実習の事前準備」です。

理学療法士を目指す上で
国家試験と並んで最も大変な総合臨床実習。
評価実習が終わってからあっという間に
その時が来てしまいますよね。

その総合臨床実習の事前準備として必要なことは


レジュメの確認、評価方法の再確認、
運動療法のやり方です。


ひとつひとつ深掘りしていきます!

まずレジュメについて
評価実習を経験してレジュメの流れは
一通りわかりましたよね?

‥と言いたいところですが、
評価実習と総合臨床実習のレジュメは同じではないのです。

評価実習では理学療法評価結果から統合と解釈するまでで良いのに対して、
総合臨床実習では統合と解釈をしてから問題点の抽出、介入目標設定、治療プログラムの立案、2度目の理学療法評価(最終評価)、考察まであるのです‥。

かなりボリュームがあり、大変ですよね‥。

そのため、まずは評価実習同様に
先輩や先生からレジュメを貰い、
全体の流れと必要な情報を確認しておきましょう!

流れが分かればどのように進めば良いか
自ずと見えて来ます!
とにかくたくさんのレジュメを見ましょう!


次に、評価方法の再確認についてです。

評価実習が終わったとはいえ、総合臨床実習で行く施設の大半は評価実習で行った施設ではありません。
つまり、評価実習で学んだことの全てが当たり前ではないということが前提になります。
施設が異なれば、経験する症例の疾患や病期が異なります。また、指導者が行う評価項目などが異なってくるからです。

そのため、初心に返りもう一度、評価方法を確認しておきましょう!

また、実習先の情報を調べておくと良いと思います。
どういう疾患が多く、見る病期はいつなのかを把握しておくことは大事です。
もし、指導者会議に指導者が参加される場合は、事前準備としてなにが必要か直接質問することを推奨します。



最後に運動療法のやり方についてです。

総合臨床実習では指導者監修の基、治療介入まで行います。
※現在はコロナ禍であるため、必ずとは言えませんが‥。
そのため、目の前にいる症例に対して
どういう運動療法を行うかということが求められます!

治療介入経験がない学生の皆さんにとっては
とにかく難しく感じると思います。

治療介入のやり方について
例えば、ストレッチや筋トレのやり方。
立ち上がり練習やステップ練習のやり方。
などを事前に確認しておきましょう。

症例ごとに治療介入が異なるため基本的な
やり方は抑えておきましょう。
運動療法の授業で行ったことや参考書に載っていることを勉強しておくと、全くわからない。なんてことはなくなります。

また、OSCEのような形式で友人と練習して備えておくことも良いでしょう。
全く同じ症例はいませんので、評価実習で見てきたことを共有しておくことは実習中の自分を助けることにもなります。

治療介入に関しては学生に難しく感じやすいため、実習中にも指導者がなにを意図して行っているか、確認することを推奨します。
そして、それを真似てみるのも大事です。


以上をまとめると
・レジュメを見て流れを確認する
・理学療法評価を再確認する
・運動療法の引き出しを準備しておく
ことが重要です!


実習中は精神的にもストレスが溜まりやすいので、
事前準備をしっかりして実習中の自分への負担を減らしましょう!

みなさんの役に立てれば幸いです。
ご購読ありがとうございました!



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