自転車日本縦断-13日目-

明日で2週間となる中で、本日は最長となる敦賀駅〜金沢駅間(150km)を進んだ。観光地は主に東尋坊。身投げはしていない。

○本日の行程
8:00-14:00      敦賀駅〜東尋坊
14:00-15:00    東尋坊観光
15:00-19:00    東尋坊〜金沢


○感想
9月かつ北&東に進んでいるため、日暮れがゴリゴリ早くなる。鹿児島では19時ごろまで視界があったものの、金沢では18時過ぎにはライトなしではほぼ視界が確保できなかった。

道としてみると、敦賀から越前までの国道8号線が登り区間で非常に辛い。歩道なし&傾斜が急(といっても斜度は5%かるかないか)&トラック多いの三重苦だが、北に行く道はこれしか無い模様。一方で、景色の観点で見ると敦賀の東は隆起海岸となっており、見事なまでの断崖となっている。(↓の写真は西を向けて撮ったもの)西側のリアス式海岸とは海岸線の性状がまったく異なっており面白い。

○観光地
○ヨーロッパ軒総本店(福井)
福井県を代表するB級グルメ。A級グルメって聞いたことないけどね。
ソースのかかった薄めのカツが3枚乗っており、非常にご飯が進む。これを食べに福井行くか!という味ではないが、住んでいてガッツリ食べたい気分の時に丁度いい。味的にはどことなくペヤングを思い起こさせる。

・東尋坊
何とのは言わないが名所。しかしながら崖までの道には出店が並んでいる上、崖には観光客が常にいるのでどう考えてもそれどころではない場所である。出店には海鮮丼やイカの串焼きなどの他、ご当地Tシャツも売っている。車で来てたら絶対買ってた。

柱状の岩がいくつも連なった地形であり、高い場所では25mもの高さがあり、なるほど他では見られない雄大さを感じる。ちなみにこの様な地形は柱状節理と呼ばれ、過去マグマが冷えた際、マグマの「冷えると収縮する」性質によって収縮の際割れていくことでできたもの。六角形の柱が多いが、これはおそらく多くの点を全て等間隔に並べる配置が六角形なため(正方形は斜めの点が遠くなる)。

一応、思い留まらせるために公衆電話もある。

・近江町食堂(石川県金沢)
有名な近江町市場の食堂。金目鯛のカブト煮はご飯が進む君。

○翌日の予定
金沢、富山を観光しつつ、富山県滑川市まで進む予定。

○備考
海の色はエメラルドグリーンだったりコバルトブルーだったりと様々な色で評されるが、これは水分子が「波長の短い光ほど吸収しづらくなる」性質に寄るもの。
水はそのヒドロキシル基(OH基)が高い極性を持つため、伸縮振動の倍音(吸収する波長の半分)の吸収が可視光の赤色側(波長が長めな側)となる。
つまり波長が短い光ほど吸収しづらくなるため、青は中々吸収されない。
一方、緑は青ほどでないが吸収されづらいため、水が浅いと一部反射され、深いとほぼ全て吸収される。これが海の色を作っているらしい。
というかWikipedia「水の青」のページに全部書いてあるわ。

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