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名脇役の焼きリンゴ🍎

欧風カレーのお店『ボンディ』🍛

入り口が分かりにくくてパニック🤯

50年以上の歴史があるカレー屋さん

お昼のピーク時を避けて早めに行ったのに、すでに満席😳
じゃがいもは煮込むとカレーが水っぽくなってしまう、でもじゃがいもがないと寂しいだろうというオーナーさんの拘りで、カレー到着の前にじゃがいもにバターを添えて出してくれる🥔

たしかに、カレーにじゃがいもを入れるか?論争はよくある。
ナンとセットの本格インドカレー屋さんも魅力的だが、具がゴロゴロ入っている定番な家庭カレーは万人に愛される🙂

1個目はじゃがバターで楽しみ、2個目はカレーと一緒に楽しむ、とのこと✨

ここのカレー屋さんは普通に炊いたライスではない。
オリジナルのブイヨンスープ、バター、ローリエを入れて炊いた拘りのライス🍚
上にはゴーダチーズが…🥹

バターが贅沢品だった時代に、惜しみなくバターを使用したカレーで大人気になった、とのこと🧈

ここは、『カレーとエスプレッソの店』を謳っている。
エスプレッソも気になったけれど、その後スタバで作業をする予定だったので、デザートに焼きリンゴを頼んでみた。

優しいアップルパイのようだった…💕

私は寒い地方で育った。
小学生の時、大きなストーブの上でじっくり焼いたアルミホイルに包まれた焼きリンゴを、祖父がおやつに用意してくれた👴
「おかえり。寒かったでしょ、リンゴ食べなさい」

うちは、黒飴、最中、栗饅頭など…どちらかというと昔のおやつを置いていることが多かった。スナック菓子より果物を食べなさい、と言われて育った。
反動で、今でもうまい棒が好きだ😗

友達と遊ぶ時に「これ持って行きなさい」と祖父が持たせてくれるおやつは、子供ながらに少し恥ずかしかった。他の友達のように、今風の可愛いクッキーとかチョコがいいな…🫤と思っていた。

大学生の時、「どういう人が理想か?」という恋バナで盛り上がった時、私は言った。

「雪の降る寒い日に、暖炉の前で靴下を温めてくれて、焼きリンゴを用意してくれる人がいたら最高だね✨」

「雪?暖炉?!靴下?!焼きリンゴ?!いる?!そんな人。なんかおとぎ話の世界みたいだね」と笑われた。

そう、祖父そのものだった…🍎

大人になると味覚も変わる。らっきょうが苦手だったが、今回トッピングのらっきょうをおそるおそる食べてみたらとても美味しかった。カレーにらっきょうが合う、というのがよく分かった。

黒飴も最中も栗饅頭も、無性に食べたくなる時がある…🫠
なんとなく頼んだ焼きリンゴ。
主役を引き立てる名脇役だった。

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