きのみと生薬【イアのみ編】

こんにちは、ぼん℃と申します。

前回の記事が思いのほか面白がっていただけて調子に乗ってます。皆様、こんなくだらん記事を読んでくださってありがとうございます。
今回は「イアのみ」編です。前回同様、お時間に余裕があるときに流し読みしていただければと思います。

ちなみに、テーマ設定の理由については初回記事に記載してあります。

【目次】
①「イアのみ」と類似生薬
  ■「イアのみ」からわかること
  ■類似生薬の効果/効能
②考察

①「イアのみ」と類似生薬

■「イアのみ」からわかること

外見:ヤブクロン形
名称:パパイア由来?
効果:ポケモンに持たせるとHPが1/4以下になった時に最大HPの1/2だけ回復する。せいかくによってはこんらんする。

「イアのみ」から得られる情報として、以上のことがわかりました。外見と名称からパパイア由来のきのみではないかと考えられます。酸味が強く、すっぱい味の苦手な性格(さみしがり・おっとり・おとなしい・せっかち)ではこんらんするようです。
パーティーでロシアンきのみをやる際にはぜひ用意したい一品ですね。私だったら庭に植える。

■類似生薬の効果/効能

パパイアは、パパイア科パパイア属の植物です。こちらはあまり酸味の強い果実ではないのですが、レモンと同等のビタミンCが含有されていることから「すっぱい」というイメージがついたのかもしれません。
パパイアはビタミンC以外にもパパインというたんぱく質分解酵素や多くの栄養素を含有しており、美容や健康に良いとされています。
胃腸症状の改善にも用いられますが、鎮痛・抗炎症作用なども期待されているようです。一般的には入浴剤や洗顔料などに用いられているものをよく見かけますね。

また、パパイアは木瓜(もっか)とも呼ばれているのですが、"日本薬局方外生薬規格2018"によると木瓜は「カリンまたはボケの偽果」とのこと。外見はパパイアと似ているようにも思えますが、カリンもボケもバラ科の植物です。ちなみに、こちらは酸味があるそうですよ。

木瓜についてですが、バラ科の植物はどれも青酸配糖体が含有されており、駆瘀血(くおけつ)剤として用いられます。駆瘀血とは、「血の巡りが滞ること、またそれにより生じる諸症状(瘀血)を改善させる作用」のことです。具体的には、鎮痛、利尿、冷え性の改善などがあります。

②考察

今回の調査により、

・「イアのみ」はパパイア(っぽい)
・パパイアは胃腸症状の改善、消炎・鎮痛作用が期待される。
・パパイアは木瓜とも呼ばれるが、文献によると「木瓜=カリン、ボケ」であり、これらはバラ科の植物である。
・バラ科の植物は鎮痛、利尿、冷えの改善などに用いられる。

ということがわかりました。
前回の「オレンのみ」よりは体力回復に効果ありそうだと思いませんか?
ただ、パパイア果実の経口摂取で主に期待されるのは、高い栄養価と腸内環境の改善なんですよね。結局胃腸症状の改善に繋がっちゃった。まあでもパパイアおいしいから許しちゃう。


さて、最後に今回の調査を一言でまとめると、

結論:パパイア、栄養たっぷり!

以上でお開きにしたいと思います。
しばらくはこのテーマで考察を続けようと思いますので、またお暇なときにお付き合いくださると幸いです。

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