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僕にあるのは「考え方」というスキル〜未経験からエフェクトデザイナーに。彼の原動力とは〜

こんにちは!リグロスクリエイター研修の広報担当羽場です。
リグロスクリエイター研修は、未経験からクリエイターを目指す20代の若者に対してライフチェンジをサポートしています。
今回は未経験からリグロスクリエイター研修に参加して1年を経て2023年5月にクリエイターになった須永一星くんにインタビューします!

プロフィール

一星(いっせい)
25歳。群馬県出身。音楽ビジネスを大学で学び卒業後、通信系の新規個人営業に約2年間従事。その後リグロスに入社し、日中はインフラ系の新規法人営業に従事しながら業務後はリグロスクリエイター研修に参加。約1年の研修を経て現在はクリエイティブ業界に現場入りしている。趣味はブレイクダンス。夢は大きな家に大きなスピーカーをドンと置いて「いい音」を聴きながら過ごすこと。他にも"これがやりたい"が出てきた時にお金の制限をかけない水準で生活すること。

羽場:約1年間のリグロスクリエイター研修を経て、現在は遊技機関係のエフェクトデザイナーとして活躍されていますよね。未経験でクリエイティブ業界に入ってみて、いかがですか?

一星:とっても楽しいです!デザイナーになるまでは約3年間営業に従事していました。その経験を活かして、この演出だったらこっちの表現の方がいいんじゃないかって複数用意して提案することもあるんです。求められたものを制作するだけじゃなく、自分の考えで制作した方を採用してもらうこともあって、そんな時はやっぱり嬉しくなります。

羽場:これまでの経験で培った営業力も発揮しているのですね!一星くんがリグロスクリエイター研修に参加したきっかけを教えてください!

一星:リグロスは友達の紹介で知りました。研修を始める前に説明会があったのですが、その時の「市場価値」の話が印象的で。エフェクトデザイナーは需要に対して供給がまだ少ない。だから未経験の僕にとってチャンスだって感じました。

羽場:リグロスクリエイター研修に参加すると決めた時、どんな気持ちでしたか?

一星:自分の未来を想像してワクワクしていた一方で不安もありました。
僕は「センス」という言葉を使いたくないんです。でもデザイナーという職種である以上、「センス」の壁を感じないか不安でした。

羽場:最初は不安もあったのですね。実際、研修を受けていて「センス」の壁は感じたのでしょうか?

一星:自主制作と呼ばれるMV制作の課題で、僕センスないのかなって一瞬感じた時がありました。自分の理想に自分の技術が全然追い付かなかったんです。

羽場:その壁はどうやって乗り越えたのか教えてもらえますか?

一星:その壁を乗り越えられたのは、できないことに対してどうやったらできるようになるのかという「考え方」でした。
「考え方」というと、なかなか変えられないものだと思っている人もいるはず。でも僕は、誰でも本気で向き合えば後天的に身につけられるという意味で、スキルのようなものだと思っています。天才型って理論的に理に適っていることをこれまでの環境や習慣の中で自然に身につけて無意識に出来ているだけ。逆に言えば、彼らが無意識に出来ているものを理論化して自分に落とし込んで再現できれば同じだけの成果が出せる。何かを言い訳にして逃げ出すことは簡単だけど、乗り越えるためにはどうすればいいのか考える。切り替えられたのは、営業職の時代にこの経験があったからだと思います。
講師の話を聞いて意識する。言われたことを素直にやる。知識を深めて見聞を広める。シンプルな積み重ねで「センス」の壁を乗り越えて自分の成長を感じました。

羽場:未経験からデザイナーになるというのは簡単な道のりではなかったと思いますが、一星くんの原動力とは?

一星:デザイナーになって自分のキャリアを上げて市場価値を高めるという強い目的意識かな。目的意識がないと人は動けないんです。
僕、周りからはストイックだね継続力あるねって言われるけれど、自分では怠惰な人間だと思っています。決して努力家じゃないけど、自分がこうなりたいからそのために必要なものはやって当たり前って感覚がある。

これになるためにこのくらいの時間を使う、勉強する、は努力じゃなくて手段です。

努力ってそれそのものが美化されているイメージがあって、僕は使いたくないんです。手段に捉えることで、目的を明確化する。デザイナーになること、その先の成長を見据えて、今何をするか。どんな方向で時間を使うか。他人より努力したと比較しても目的の達成には全く影響しないし、どれだけ努力したとしても目的を達成していないなら方向を修正する必要がある。目的に対して関わってくる考え方は指針にもルールにも近い原動力です。

羽場:努力ではなく、手段。それも「考え方」ですね!リグロスクリエイター研修の中で必要な「手段」とは何だったのでしょうか?

一星:習慣を変えることでした。
未経験からデザイナーになるには、当たり前のレベルを上げなきゃいけない。例えば自転車に乗るのを苦戦しながら練習していた感覚を今では思い出せないように、息を吐くようにできるようになるまで追い込む必要がありました。
学生の時に勉強がんばって、いい大学に進学して、いい会社に就職して、プライベートな時間を犠牲にしてきた人と、同じ時間に遊んでばかりいた僕が、同じいい思いをできるはずがない。彼らと同じものを求めるなら、僕は今を犠牲にしなきゃいけない。だから自分の時間を全て使ってできることはしてきました。その考え方になってからは全然遊ばなくなりましたね笑

羽場:一星くんがデザイナーになるために選択したリグロスってどんな場所ですか?

一星:一言で表すなら、「挑戦」できる場所。
何十万円するソフトも用意があるし、就職先もある。実際に未経験からデザイナーになった先輩達もいる。変化を恐れないというか、むしろ変化を好んで実現させてくれる「挑戦」できる環境がリグロスにはあります。

羽場:最後に、今頑張っているリグロスクリエイター研修生やこれから研修に参加しようと思っている人にメッセージをお願いします!

一星:諦めなければ、デザイナーになれます。
持ってきて欲しいのは「覚悟」の部分だけ。そして覚悟を決めたら、逃げ出す癖は絶対につけない方がいい。自分の叶えたい未来を具体的に想像してみましょう。その未来にどれだけのお金がかかるか調べてみてください。そうすると2つの選択肢が見えてくるはず。1つは「今」苦しい思いをしてこのさき思い通りの人生を過ごすか、もう1つは「今」手を抜いて逃げ癖つけていつかどこかで苦しい思いをするかです。今と変わらない生活で満足と考えている人もいるかもしれない。でも時代も年齢も周りの人間も変化している以上、今と変わらない生活は後退していると僕は思う。僕にも経験がないけど、想像を絶する辛さがあるんじゃないかな。だから一緒に頑張ろう。


RE:growth(再成長)しよう。REGLOSで。

将来は「最強になりたい」と語る一星くん。
ツールを選ばずなんでもできるオールマイティなデザイナーになって、技術者として圧倒すること、憧れられていい影響をもたらすような人間力をつけることを今後の目標に掲げる一星くんの成長ストーリーは続きます。


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