創業者に聞く!REGIEハウスのこれまでとこれから

REGIEハウスとは

REGIEの意味とは?

REGIE(リジー)とは、オランダ語で「向かう先」を意味します。医療者の「心の向かう先(=本人が心からやりたいこと)」を支援することを目指して、名付けました。運営会社のREGIEは、「医療者の想いを支援する」ことを理念に掲げており、シェアハウス事業の他にも医療者や医療学生向けのキャリア支援・インターン・メディア事業などを展開しています。

REGIEハウスのコンセプト

REGIEハウスは、医療・介護・福祉に関わる人・これから関わりたい人を中心とした、「挑戦する人が『ただいま。」を言える場所」をコンセプトとしています。想いを持って何かに挑戦する人を、住環境という生活の基盤からサポートしています。命を守る「医療」・生活を支える「介護」・すべての人に幸せを届ける「福祉」をテーマを掲げている点が、他のシェアハウスにはないREGIEハウスならではのバリューです。コミュニティの最小単位である共同生活から、挑戦する人を支えます。

REGIEハウス設立の経緯

REGIEの代表である藤本一希(以下、藤本)は、福井県で生まれ育ちました。育ててもらった祖父母世代に、医療・介護・福祉をどう届けていけるかを模索する過程で、医学部・東京での医療ITベンチャー・福井県での在宅医療の現場など、幅広く経験しました。

数々の経験の中で、藤本は「『人の想い』がすべての起点である」という結論に至ります。どの手法であっても「これさえあればすべての問題が解決する」ということはなく、人の想いを育てていくこと・想いを持つ人を地道に増やし続けることが大切なのだと考えました。上京時に入居・地元で立ち上げをしたシェアハウスでの原体験を元に、想いを持って何かを頑張る人がベースにできる場所として、2020年にREGIEハウスをオープンしました。

REGIEハウスの実態

今の運営形態

現在、REGIEハウスは東京・大阪の2店舗を展開しています。藤本の当初の想いの通り、医療・介護・福祉に携わる人・これから関わりたい人が集まり、1店舗あたり5〜6名での共同生活を送っています。血は繋がっていなくても、いつでも「おかえり」と言って互いを迎え合う、家族のようなメンバーです。想いを持って挑戦する人へ、実家でも1人暮らしの家でもない第三の「帰る場所」を提供しています。

住人の様子

REGIEハウスには、医療・介護・福祉に関わる人が集まっているからこそ、住人同士の支え合いが特徴的です。普段は同じ屋根の下で、寝食を共にする点で、通常のシェアハウスと変わりません。しかし、住人の誰かが挑戦する日々の中で辛さを感じたとき、心身に不調を感じたときには、自らの知識や経験を活かして、互いの生活をサポートし合います。看護師・薬剤師・理学療法士の知見を活かしてアドバイスしてくれる住人を始めとして、栄養満点な料理を振る舞ってくれる住人、親身に寄り添って相談に乗ってくれる住人…REGIEハウスでは、既存の医療資格・制度に捉われない、まさに「第三のセーフティネット」が成立しています。支えてくれる人々が生活の延長上にいることで、自分自身の挑戦をさらに加速できる環境です。

REGIEハウスが目指すもの

REGIEハウスが目指している将来像

将来的には、医療・介護・福祉という独自のバリューを持ったシェアハウスから、ゆくゆくは地域のセーフティネットになることを目指しています。既存の制度・枠組みに捉われない、インフォーマルな医療・介護・福祉を広げていく際のベースとして、REGIEハウスを位置付けていきます。

各地へネットワークを広げたい

現状の東京・大阪に留まらず、今後は全国各地へREGIEハウスを広げていく予定です。医療・介護・福祉は決して業界内で完結することはなく、地域に住む人全員を巻き込んで、初めて本来の「あり方」を発揮できます。医療・介護・福祉に従事していない人にもオープンな環境を提供することで業界の壁を溶かし、より多くの人々に安心・安全を提供し、幸せを実現できる状態を目指します。

読んで頂いた方へ

REGIEハウスの真の魅力は、訪れて体感することで、よりご理解いただけるはずです。医療に関わる方・興味のある方を巻き込んで、日常的にさまざまなイベントを開催しています。イベントによっては、ご飯を食べにきていただくことも可能です。SNSでの告知をご覧になり、ぜひ一度遊びにいらしてください!

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