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残業が好きという人がいる⁈

世の中には案外いるもので、残業したことを当たり前だとか、偉いと思うようで、残業時間の多さでマウントしたりします。

私は前職で受けたKD調査で残業の項目だけは非常に少ない値で、いかに残業が嫌いか如実に表れてました。(私も昔は相当な時間残業しました、たぶんそれが理由で嫌になりましたね)

思うに大多数は残業が嫌いだと思うのですが、自分の成長に必要とか今後のスケジュール的にやっておいたほうが有利だからなど何かしらの理由がある場合は残業や休日出勤も許容できるでしょう、それは私も同様です。

しかし、先に述べたように残業が好きな人というのはコレとは違うんですね。
じゃあ彼らの理由は何でしょうか、
それは「残業してるアピール」「家庭の事情」「自分の時間確保」「サビ残してる偉いアピール」が本質だったりします。
余計な仕事(余計と決めつけ)をしたくないから、家に帰ると面倒があるから、家に自分の居場所が無いから、仕事忙しい感を醸す為、、

ハテハテ、こんなことで経費(電気代など)使うべきなのでしょうか?
理由がこんなところ、要は言い訳の先に残業マウントがあるのです、全く迷惑な話ですね。

あとは、部下に残業をさせるため、残業を当たり前にさせるために上司自らが残業のお手本を見せている場合もあります。
ここまで来るとどうかしてます。

何でこんなことになるのでしょう?
私が思うに一つ、このような理由があると思ってます。
それは、「問題解決ができない」これが本質に隠されていると思うのです。

家庭の事情も自身の残業アピールも部下への間接的強制も結局は問題解決が自分でできないから自分自身を貢物にして残業をする、しかし内心では残業は嫌、だからこそそれを認めたくは無いので他に理由をこじ付ける。

コレ心理的には充分ある話なんです。
哲学においても自分のなかで感情のバランスを取る必要が発生したときに都合よく言い訳を作り出すのが人間だったりします。

本来なら自身の感情は自身で解決するのが大人で、それができないのは幼いですね。

個人の言い訳に振り回される部下や周りの人が大変ですね、心中察するところです。

ではどうすれば良いのでしょう?
個人的な話しですからこのような言い訳を行使する人が自分で気づいて治していただきたいのですが、残念ながら長年これらを当たり前にしているのなら本人は気付きようが無いのが実情です。

現段階では、このようなことをする人が居て、その理由として彼らの問題があると周りが認識し、そのような目で彼らを見つめる他ない、というのがここでの私の結論です。

現代においては、何ちゃらパーソナリティ障害などの精神医学や心理学が少しずつ発展している最中で、それを周りが勝手に決めつけるのも倫理観として如何なものかという段階ですから、先ず必要なことは「問題行動を起こす人には何らかの理由がある」という認識を立場を超えて理解するところから始める必要があると思います。

まあ問題行動を起こしていない人に対して問題行動をしていると決めつける人も居ますが、それも同様に生暖かい目で見るしかありませんね。
(私もそのようにしてました)

理解を広め、対処できることは対処し、問題は少しずつ解決していくこと、それはどちらの立場であっても出来ると思うところであります。

皆さん、最後までお読みいただきありがとうございました。

また、よろしくお願いいたします。

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