見出し画像

だからテックは嫌いなんだな・・・

こんにちは。
株式会社REGATEの金城です。

本日は不動産と直接関係ないんですが、先日会ったITの担当者が腹立って仕方ないんでそれをご紹介。
何故不動産業者とIT業者が上手くいかないのかが見えた気がします。

私はいつもTwitterとかで地場二桁の社長がIT屋さんやテック企業をつるし上げているのを他人事のように眺めていました。

いつもは不動産仲介の実務をお届けしますが、今回はそのIT戦士と私の打ち合わせをお送りします。

不動産の営業にも活かせるかもしれないし、
「テックで不動産業界をぶっ壊す!」と息巻いているテック屋さんもいい気づきになると思う内容です。

いつものドキュメントは二編に分けますが今回は一発でお送りしますので、少し長めカモ。。。

7000文字くらいの長編です。
お時間を見つけてお読みください。


◆ITに対しての意識


まず、最初に私の立ち位置をご紹介。

私は不動産業界に入ってから10年以上経ちます。。。
賃貸から売買まで一通りの営業をやってきました。
いろいろなノウハウを習得して不動産屋として独立開業をした人間です。
私自身、IT関連の知識が人よりある方だったので古臭い不動産業界に辟易していたし、「いつかはITが不動産業界を変えるだろ」と息巻いていた一人。

一通りのネットワーク構築だったりデバイスやハードの修復知識があったり、HTMLやCSSをいじったりシステム関連の事も若干詳しいという不動産屋の中では特殊な人間の一人。
恐らく不動産の現場に精通しててITの知識もあるのでIT屋さんとしてはやりにくい奴の代表格だと自負しますwww

ちなみに独立するときにはこの知識を生かしたくて

「不動産業界は古すぎる!
アナログの淘汰!」

というテック企業よりの思考もありました。

でも、不動産ってなかなか奥深くてただの営業マンをしている時よりも会社を起こしてからのほうが圧倒的に深く広く見えるようになってくるんですね。
通り一辺倒の「ITでぶっ壊す!」なんてなかなか叶わないという現実がそこにはありました。

ま、私の今までのドキュメントを読んでもらった人には納得だと思うんですが、屁理屈弁護士やモンスター入居者やラオウやカイヤなんかとITやAIがやり取りできますか?というお話ですよね。
それ以外にも業者間やお客様との関係性の構築もなかなかITやAIでは難しいし。。。

実際の不動産実務には常人の理解や常識の範疇を軽く超えてくる化け物たちとの対峙もこなさないといけないという高い高いハードルがあるんです。

こうやって不動産を深く見れば見るほどIT業界と不動産業界は
「敵対するんじゃなくて共存共栄が一番いいのにな~」と思う次第。

ただ、一部のベンチャーテックが不動産屋はアナログで野蛮な原始人と進化をしない老害だらけって決めつけていて、そのやり方があまりにも下手過ぎて両者が水と油みたいな構図になってしまっているんですね。

とまあ、私の立ち位置はそれを俯瞰しているくらいのポジションでしたし、今でも「アナログの無駄な仕事はITで塗り替えてしまえ」「古臭いおっさんは消えてしまえ」と思っている人間ですが。。。。

そんなどっちつかずの立ち位置の私でさえもIT屋を嫌いになってしまったお話します。

前置きが長くなりました。
ではどうぞ~


◆独立起業と構想


独立開業を意識し出した頃からずっと頭の中にあった考えで

「ITが不動産業界を買える時代が必ず来る」
「そのときには今までの古臭いやり方ではだめだ」
「俺の知識と経験で小さな風穴を開ければ業界が変わるんじゃないか?」

こういう思いを胸に独立開業の準備を計画していました。

その足掛かりとしてビッグデータを収集し、それを元に自動で不動産査定ができるというシステムを作ることを決意。
それをベースに集客してしまおうという計画。

あれやこれやとシステムの構築などを考えながら試行錯誤。

不動産屋としての独立開業という作業と並行してシステムの構築と編成。
ご他聞に漏れず創業期で顧客もいないし、物件情報も無い。
そんな状態ですぐにお金が入ってくるなんてありえない。
減っていくお金と不動産実務のバランスを取りながらの綱渡り・・・

自己資金と公庫からの借り入れでようやくシステムのベースが完成したのが創業から半年くらい。
うまく完成したものの、私が作ったシステムは日々の市場データを取り込みながら更新していくことで真価を発揮するものでした。

骨格はできたけど日々の情報収集と更新が筋肉となり血となるというイメージ。作ったらおしまいではなく、後々の大量の肉付け作業が必要な代物を作ってしまったという感じです。

そこから取り組んだのが日々の情報収集作業と更新作業。

不動産の実務とそれらを並行して過ごす毎日。

数カ月してどうにか集客もできるようになり、物件の情報や顧客の情報も集まりだしてきたある時。

「この集客やデータ更新を自動化できないかな?」

という考えが頭をよぎる。

集客が自動化できれば今まで費やしていた情報収集業務の時間がまるまる不動産の実務に専念できる。
そうなると売り上げも倍増だ。

単純にデータ収集の作業をアルバイトやパートを雇ってやらせればいいと考える人もいると思います。

でも一回起業してみたら思い知る事があります。

それは「人件費が一番重い」「人が一番間違える」です。

データの収集はほぼ毎日行っているし、これをパートさんにやってもらうと給料だけでも結構なコストになる。また、パートさんが集めたデータを確認してチェックしないといけないという無駄な作業も増える。
更にパートやアルバイトとはいえ一度雇い入れたらすぐに首を切るなんてこともできない。

そうなると考える答えは一つ。

※多分ここで殆どのテック企業は思考停止して、これならイケる!!って思うんだよな…

「情報収集のシステムを作れないか?」
「人件費とそのチェックに要する時間を考えたら一年分くらいの人件費でそこそこいいモノができるはず」

そう思い立ったらすぐに構想に取り掛かる。
データを集めるのはWEBのスクレイピングとRPAでどうにかできそうだ。
これをCSVに落として前日のデータとの重複や差異を抽出すれば・・・・

ネット上で集めてみたフリーのソフトを組み合わせて仮のシステムを作ってみる。
結構いい感じだ。既に手動でやっていた時の作業時間の5倍くらいのスピードで情報を処理する事が出来る。
無料素材の集まりだから少し時間はかかるけどまあまあ使えなくもない。

よし何となく形が見えてきた。
ここから先は私のような素人の仕事ではない。
設備投資として外注してしっかりとしたサポートの上で運用していこう。

そこで知り合いのシステム会社の社長に相談すると
「このシステムはうちの範疇じゃないから社内の営業にできそうな業者がいないか聞いてみるよ」
とのこと。

仕事の早い社長のおかげで相談した日の夕方には連絡があった。

「金城さん。営業マンに聞いたら相談できそうな業者さんが居たみたいだから連絡させるね」

超せっかちな私にとってスピード感をもってレスポンスしてくれる社長はありがたい。
社長に礼を言って担当企業からの連絡を待つことになった。


◆打ち合わせの時間


ここからが本題。
いらいらを隠せない大人げない私を許してください。


先方の担当者から早速携帯に着信。

「金城さんですか?私、ベンチャーテックシステムの石上と申します!自動集客システムの構築という事で詳細は伺っております!まずは打ち合わせのアポをお願いしたいんですが」
「いつでもいいですよ」
「あ、では明日の午後はいかがですか?」
「いいですよ。何時にします?」
「では16時でお願いします!」

くだんの社長から詳細を聞いているという事だし、今そこまで聞き込みもしてこないから既に想定している商品がこの営業の頭にあるんだろう。

あと、午後で何時でもいいと言ったらだいたい13時~15時と言ってくるのが一般的な気もする。
明日の16時という事はそれなりにうちのHPなどを見てから商品のプランニングなどをして資料なども持ってくるんだろうな。
翌日のアポを取り付けるスピード感も感心だ。
プレゼン資料の準備の時間なども含めてそのための16時なのかもな。できる営業マンの気がしてきた。

どんなシステムを提案してくれるのか楽しみだ。

翌日の15時。
着信がなる。

「すみません!別件が長引いちゃって少し遅れそうです!!」
「いいですよ。お待ちしています。」

16時。着信。
「すみません!高速の出口を見落としちゃって30分遅れてしまいます!」
「・・・いいですよ。お気をつけて」

16時30分。着信。
「すみません。事故を起こしちゃいました・・・」
「別の日にしましょうか。いつにします?」


事故は仕方ない。
けがが無くて何より。


「あ、では明日、、、あ明日は土曜日か。あ。水曜は終日あいているな。週明け水曜日の16時はいかがですか?」
「・・・構いません。では水曜の16時。よろしくお願いします。」


う~ん。土日は休みだとしたら仕方ない。
でも水曜?少し時間が開くな。まあ、他の仕事もアポもあるんだろう。

でもまた「16時」。これはなんだ?
こいつ水曜は終日あいているって言ったよな?

まあ、この人の仕事のやり方があるんだろうな。
色々と気になることがあるがとりあえず気にしないでおこう。。。


************週明け*************


週が明けて不動産実務が忙しくなってしまい水曜日の15時から外せないアポが入ってしまう。
よし、石上さんのアポをずらそう。

携帯に電話しても折り返しが無いので会社に電話をしてみると
「外出していてすぐ戻ると聞いています。お昼前には戻ると言ってますので。すぐに折り返しさせます」
とのこと。

折り返しが来たのは13時過ぎ。

こいつ。お昼休みを取ってから折り返しやがったな。
別に休むなとは言わんけどさ。。。
当初期待していてスピード感はもうこいつには期待できなくなったな・・・

「すみません。別件が入ったので別日にできます?」
「はい!大丈夫ですよ。では金曜の16時でいいですか?」
「はい・・・」

また16時。。。なんなんだ。


◆打ち合わせ当日


金曜の15時20分。
事務所前に見慣れぬ車が止まる。

石上さんにしては早いしな。新規来客かな?
16時までしか相手できないじゃん。申し訳ないな。。。

カランコロン♪
20代くらいの若者がドアを開ける。
「ベンチャーテックシステムの石上です!金城社長ですか?初めまして~。私の自宅ここから近いんですよ~、ご近所さんだなんて奇遇だな~」

おいおい。お前16時の約束だよな?
勝手に40分も前倒しで来るか???
来るにしても事前に「少し早くなっても大丈夫ですか?」くらい言うよな?
早く来るにしてもせめて相手との約束時間の10分前が許容範囲だぜ?
しかもタバコ臭い。客に会う前に吸ってくるなよ。
あとイヤホンマイク外せ。
シャツの腕まくりも直せ。
ピアス外せ。
靴を磨け。
靴下を履け。

・・・・初対面で思いやられる。
まあ、IT業界とかは身だしなみがカジュアルだったりラフだったりするし。そこが気になるという事は俺が口うるさいおっさんになった証拠かもな。。。。

「あ、ここでいいですか?では早速」

おい。まだ着席を促していないし。
お前との打ち合わせはテーブルでやるつもりなんだけど。勝手に応接ソファに腰掛けんなよ。

「では早速本日のミーティングを始めようと思います。」

いや、勝手に座って勝手に進行すんなよ。
初対面から5分で私の顔から笑顔が消えたと思う。

「本日はお時間を頂いてありがとうございます。まずは弊社の紹介から行いたいと思います。」

お前のとこの会社紹介とか聞いていないし興味ないし。。。。

「弊社は創業3年で代表の○○が元△△(上場IT企業)から独立しまして東京を拠点に全国にアライアンス(契約)を組む企業様がいて◎×△◆弊社のメイン業務はお客様のイシュー(問題)を捉え数々のイノベーション(革新・刷新)を起こし◎×△◆◎×△◆お客様のミッション(任務・目的)にコミット(約束・委任)する事で◎×△◆数々の業務をアサイン(割り当て・任命)してシナジー(相乗効果)を◎×△◆◎×△◆」

うざ。
なんだこいつ。横文字がかっこいいと信じてる系じゃん。うっざ・・・


※私の有料noteは公開から一週間で有料になります。Twitterで更新情報をお知らせしますので、無料でお読みになりたい方はフォローお願いします。
@REGATE5

-----------------------------
「そこで今回のアジェンダ(議題)ですが御社の問だ、、イシューを的確にとらえようと思っています。金城社長がお持ちの考えを共、、シェアさせてくれませんか?」

いや、問題でいいよ。共有でいいよ。言い直すな。いらいら。。。

いらいらしつつも当初の目的のシステムの構想を話す。

「あ~そういった内容でしたか。なるほどなるほど。なるほどね。アグリー。今理解しました。」

ウッザ!!!!
おい、お前!
数日間時間あげたよな?事前に詳細も聞いたって言ってたよな?
今ここで初めて聞いたのか?何いまここでなるほどって納得してんだよ!!
だめだアングリー(怒り)が湧いてくる。

その後も石上の意識高い系の横文字講釈は続く。

「そのスキームだとマストのプライオリティはステークホルダーを意識しながらタスクを×△◆◎×△◆。。。デフォルトのスキームだとフィックスしてしまうからカスタマーにとって◎×△◆◎×△◆・・・・・・」

ぶつぶつとパソコンをはじき石上が喋る。
こっちの顔色なんて見えていない感じだ。

「概算なんですが御社の求めるシステム構築だとグランドデザインまで合わせた初期費用で150万円◎×△◆◎×△◆・・・・毎月システムの維持メンテ費用で10万円なんですが、御社の場合は月額は5万で大丈夫です。毎年年間更新で40万円かかります。オプションで追加する機能としては◎×△◆◎×△◆・・・・・・・・・」

・・・・・。

提示されたシステムは今自社で作ったフリーソフトの組み合わせと大差がない。それに対してこの金額。。。。なめているとしか言いようがない。
しかも追加オプションで提案されたシステムには不要なものばかり。。。
完全に俺が何もわからない人だと決めつけているなこいつ。
詐欺に会う人ってこんな感じで何も分からずハンコ押しちゃうのかな・・・

・・・少し無言の時間が過ぎる。


「でも金城社長!不動産屋さんでこんなシステム構想するってヤバいっすね。
なかなかできないんじゃないすか?めちゃ画期的でいいと思います!
お力になる事を約束しますよ!これで不動産業界をぶっ飛ばしちゃいましょうよ!決めちゃいましょう!」

・・・・・・・。
こいつ不動産屋なんて何も知らない原始人だと思っているんだろうな。


だめだ。俺(me)のアングリー(怒り)がピーク(頂点)に達した。
このままでは俺のナックル(拳)がこいつのフェイス(顔)をアタック(攻撃)してしまうかもしれない。耐えられない。
お帰り頂こう。

「すみません。御社とは話が合わないみたいなのでもう結構です」
「え?何でですか?何か失礼な事しました?」
「いや、別になんもないけど気が変わってしまって。すみません」
「え~何でですか?ちゃんと御社の営業に活かせるシステムを・・・」
「大丈夫です。もう大丈夫なんで」


腕時計をちらっと見る石上。時間は16時45分。
「了解しました。じゃ帰ります」
粘っていた割にあっさりと手を引く。。。

事務所を出た石上が誰かに電話を掛ける声が聞こえた。

「あ~俺、石上です。ミーティング終わったから直帰します~」


なるほどね毎回16時を指定してくるのは直帰するためか。自宅が近いって言っていたもんね。なるほどね。。。時間を返せばかやろう!

気持ちをクールダウン(冷やして落ちつけること)するのに時間がかかりそうだ。。。

後日。紹介いただいた社長から別の業者を紹介してもらう事になった。


◆まとめ


たまたま相手が意識高い系のやつだったからなのか。
それともテック屋さんはこんな奴ばかりなのか。。。

今回の出来事で多くの不動産屋さんがテック企業を毛嫌いする気持ちが分かった気がします。
全部が全部とは言わないけど、多くの現場ではよくわからない横文字を並べたてて、業務改善や人件費削減など便利になると信じてしまった不動産屋を食い物にしているんだろうな。。。

色々と思う事はあるがテック企業で営業をする奴らに言いたい。

地場の不動産屋が全員老害だらけで、太古の昔から進化をしていないネアンデルタール人やシーラカンスの社長だらけだと決めつけんなよ。

もともと大手不動産屋にいました!って謳うやつも見かけるけど、大手にいても2~3年でやめたやつが不動産の上辺だけ知って「俺が変えてやる!」ってできるわけないじゃん。

お前のテックでギャンブル好きの滞納者からお金を集金できるのか?
そのテックで生活保護を受けている親子を退去させられるのか?
勝手に人の敷地に違法駐車をする馬鹿ヤンキーカップルを叱れるのか?
ゴミ屋敷にして室内をボロボロにした金も保証人も居ないヤツから原状回復費を取れるのか?


不動産業なめんなバカ。
不動産は飛び道具や突拍子もないアイディアでひっくり返せるほど簡単じゃないんだよ。

ITやテックって確かに人の生活を大きく変えたし、めちゃくちゃ便利にもなった。
だけどその技術の恩恵を受けられる業務とそうでない業務が混在するのが不動産だよ。
頭ごなしに「俺が変えて(チェンジ)やるぜこの野郎!サル(モンキー)どもが!!」って殴りかかってきてもいう事聞くわけないでしょ?

あと、意識高い系の横文字もやめときな。
身だしなみも第一印象が大事だよ。社風かもしれないし、口うるさいおっさんの小言だと思うと思うけど、そのうちわかるよ。

だめだ、思い出しても腹立ってきたwww

いかがでしょうか?

たった一人の人間のせいで業界全体の印象が悪くなってしまったという事が伝わったと思います。


ある意味不動産屋の営業も適当なヤツ多いし、目先のお金と利益だけを狙って後のフォローは知らんってやつもいるけど、そいつらの悪い印象が
「不動産屋は嘘つき」
「適当な奴ばかり」
「誰でもできる仕事だ」
「こんなレベルの低い奴ばかりだから楽勝でしょ」

って思われてしまっているんだと思います。

人の振り見て我が振り直せですねwww

どの業界も変な人ばかりフォーカス(焦点・ピント)されて、その変な人がその業界のベース(基本・基礎)だと思われてしまうからおかしくなるんだと思います。

一人勝ちで業界改革を狙うんじゃなくてみんなで共存してウィンウィン(双方向が得をする事)になりましょうよ。

なんだか熱く(hot)なってきたのでこの辺でやめます(done)。

我々も案内や重説の時は難しい言葉を使わないように気をつけましょう!


ではグッバイ!


たくさんの方にお読みいただき光栄です♪
なぜ不動産屋とテック屋さんが上手くいかないかを考えた記事もありますのでお時間がある人はコチラも是非お読みください♪

↓タップ
不動産屋の商品ををはき違えている



沖縄の不動産という独特な世界に迷い込んでいます!明るい外の世界の事は忘れました!これからも深海をはいずります!