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3-3 心理療法への支払いについて


ご訪問いただき、ありがとうございます。

「奇跡のコース」は、心理療法に対する支払いをどのように考えているのでしょうか。

「奇跡のコース 心理療法」第三章 心理療法の実践 3 支払いの問題

要約(訳)です。

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その前に、、

一言で結論を言いますと、現実の価格設定はセラピストの気持ち次第ということになります。

それをいいことに、かなり高額の料金を要求するセラピストもいると思います。

いくらにしたらよいのか、これを読んでもわかりません。

欲のない人はいませんから、心に嘘がなく、すり減ることもない価格設定…、難しそうです。

ホーリースピリットに丸投げするのもいいかも?

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海外のセラピストには、グループワークを行う際「経済的に困窮している方はご相談ください」といった但し書きをつける人もいます。「コース」の影響かなと思います。

一方で、こちらも「コース」の影響かなと思うのですが、セミナーの「費用」と書くかわりに「感謝」などと書く人もいて、それは内容の曲解ではないか、とも思ってしまいます。

それでは…

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奇跡のコース 心理療法
第三章 支払いの問題

癒しをお金で買うことはできません。なぜなら、癒しは神からのもので、神は何も求めないからです。しかし、神の計画には、癒しのために、聖霊がこの世の何かを利用することも含まれています。優れたセラピストにも地上的に必要なものはあり、金銭が必要なら、それは与えられるべきです。

金銭のためにヒーリングを行うのは、癒されていないヒーラーです。彼らは、金銭のためという目的の度合いに応じて、癒しに失敗し、自らも癒されることができません。

世俗的なセラピストは、結局のところ、世界の救済には役立ちません。クライアントは、幻想を別の幻想と取り替えるために支払いを行います。このような関係性の下では、聖霊はギフトを与えることができません。

セラピストは感謝の気持ちをもってクライアントに報い、クライアントも感謝の気持ちをもってセラピストに報いるなら、どちらも代償を支払うことはありません。

人は、もっているから与えることができるだけでなく、与えるから、与えられます。これは神聖な法則です。そして、すべてのものは神から与えられるのです。人に何かを要求してはなりません。

誰のことも、代金が支払えないという理由で拒んではなりません。誰も、偶然に送られてくるのではありません。関係には目的があり、聖霊が介入する前に、その関係の目的がどのようであったにせよ、それは聖霊の神殿となる可能性をもっています。

支払いに関するこの見解は、非実用的に思えるかもしれません。しかし、あなたの助けを求めてくる人なら誰でも、救済のありかをあなたに示すことができるのです。それは、双方にとってギフトとなります。

医者よ、ヒーラーよ、セラピストよ、教師よ、汝自身を癒しなさい。もしあなたがそれを選ぶなら、多くの者が、癒しの贈り物をもって、あなたのもとを訪れるでしょう。聖霊は、入って来て留まってほしいという願いを決して断ることはありません。聖霊はまた、あらゆる時と状況において、あなたの機能は何なのか、あなたに告げるでしょう。喜びと平安の回復のための神の計画を思い出しない。そして、神の道がいかに単純であるかを忘れないでいなさい。

以上です。

参考文献 :  
「奇跡講座」中央アート出版社 ほか

「奇跡のコース 心理療法」の訳 / 要約(訳)は、これで完結です。


お読みいただき、ありがとうございました。

「奇跡のコース」全体についての記事が続きます。









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