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涙とは、泣くこととは全てがマイナスな事では無いと私は思う。むしろ悲しくて泣くこと、泣けることは幸せであると考えている。

本当に追い詰められて追い詰められて辛くて悲しくて、そんな時、人間は泣くことは疎か呼吸すら上手く出来ないのだから。

だけども涙は嬉しかったり、感極まったり
プラスの感情により流れることもある。

この涙は全員が同じだけ流せる訳では無い。
嬉しいことは人それぞれ違うだろうが共感性の高さで人は悲しさや嬉しさ、悔しさ、言葉では言い表せない感情を自分一人で流す涙以外にも雫を流すのだ。

泣くこと、とはある種のデトックスである、だが
いい大人が今日日わんわん泣くことなんて無いだろう

一時期、△△活のようなもので泣くことを目的としたものが流行っていたが最近はめっぽう聞かなくなった。
自身の抱えている辛さを吐き出す涙でなくとも、流れる涙は同じなのだから溜め込むよりも映画なり本なりスポーツなり夢中になって感情を動かして山あり谷あり心を揺さぶり涙の一筋が流れなくとも目頭が熱くなれば、まだまだ自身の心は死んでいない。それだけでも生きる力が湧いてくるというものだ。

何かに動かされる、動く、力がある。
その力がどれだけ偉大なものか、そして自分が
どんなものに心を動かされ涙を流すまで感情を掴まれたのか涙や鳥肌もそうだが身体に信号が出るほどのものを決して忘れてはいけない。初めての衝撃は二度と訪れないかもしれない。

だけど、いつか必ずまた貴方を救ってくれる。

例え、それがどんなに昔の人のモノでもそれを宝物のように大事に大事に胸にしまって日々を歩いていく。
そして、また何処かに寄りかかって泣きたくなったり、むしゃくしゃしてとにかくスッキリしたいだとか、そしたら宝箱を開けてソレをまた見直せば良い。

そうやって、大人でも泣いていいんだ
泣くことは悪いことじゃない。
泣く権利は老若男女誰にでもあるもんだ、子供の特権じゃあない。
みっともなく恥も外聞も捨てて泣いたって良いじゃないか、人間みな産まれたときゃあギャン泣きしてたんだから歳とったから何だってんだ。

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