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天皇と天皇陛下の違い

 「天皇陛下」とは、今上陛下に対する敬称として用いられるもので、言わば継宮明仁さま個人に対するものである。一方、「天皇」とは、現行の日本国憲法では日本国民統合の象徴たる地位そのものの事であり、現在は、歴代の総称である。つまり、今上陛下を天皇陛下と呼ばずに天皇と呼ぶのは敬称が無いのではなく用法が間違っているのである。

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