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「データ競馬」を推奨する訳ではありませんが...

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「データ競馬」というと下坂昇平いや、須田鷹雄あたりが有名だからJRA-VANが公式データをダイヤルQ2という課金システムを使い高額な通信料を獲得しながら天下り先として高度成長して…
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「第67回京都新聞杯」~データ競馬~

 「京都新聞杯」は1999年まで「神戸新聞杯」と並んで「菊花賞トライアル」として君臨し、それと同場であるアドヴァンテージやローテーションの関係で有力馬に対して優位であった。それが外国産馬に対する出走制限の緩和前夜の2000年に突然、大きく舵を切った。  その居場所を「日本ダービー」前に移し(混合)(別定)G3競走に降格しクラシックTRという立場も剥奪されたものの、その「皐月賞」とは関わっていない低い立位置から「第67代日本ダービー馬」アグネスフライトを出し連対の相方に皐月賞馬

「第24回NHKマイルカップ」~データ競馬~

 「NHKマイルC」は通常、「距離短縮」組が好成績と評されるが、それは、「NZT」が東京芝14から中山芝16に移ったことの影響も受けているからである。経路的にも芝14戦からの参戦で覇者となったキャリアは1998年「第3回」の(外)エルコンドルパサーまで遡るし2着現物でも2014年「橘S」からのタガノブルグが最後である。しかし、同馬はフルゲート戦の単勝17番人気馬での2着であった。  創設24年目で、過去データの蓄積も十分な当該G1競走は、昨年、隔年の単勝1番人気の1着馬となる

新潟芝直千は外枠からしか買わない?

 表題のような事が言われ出して久しいし、今も尚、現実化している新潟競馬が今週より施行される。なので、今年初めてレースが施行される芝直千戦の全過去を探ってみる。  新潟の直千は、ここにしかないコースである。新潟競馬場が右周りから(と言っても最近の競馬ファンや、ましてや1年や2年しか競馬と接していない小僧らには想像すらつかないだろうが)現在の左周りになったのが2001年夏季の事であり、1年を超える大工事の末に新設されたのがこの直千コースを含む現行の左回りコースである。  この

セオリーでは大野、三浦、福永なんだが...3歳未勝利雑感

 大野、三浦はコース勝率がいい過去を持つが、それは過去3年程の事象である。それでも出走騎手の他と比較すれば段違い(1割vs1桁)だから一般の競馬ファンは知ってか知らずか、百も承知のメディアの影響なのか、ここに人気票も入るだろう。しかし、このレースは前消馬が発生している。  そんな過去の僅かな勝鞍には▲野中の単勝万馬券も▲木幡初の50倍も存在している。そして昨年は16番人気馬が勝っているのである。というも過去事象。だが、そんな過去事象は母数確保の為に、クラス差別無く集計されたも