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「データ競馬」を推奨する訳ではありませんが...

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「データ競馬」というと下坂昇平いや、須田鷹雄あたりが有名だからJRA-VANが公式データをダイヤルQ2という課金システムを使い高額な通信料を獲得しながら天下り先として高度成長して…
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#データ競馬

新潟芝直千は外枠からしか買わない?

 表題のような事が言われ出して久しいし、今も尚、現実化している新潟競馬が今週より施行される。なので、今年初めてレースが施行される芝直千戦の全過去を探ってみる。  新潟の直千は、ここにしかないコースである。新潟競馬場が右周りから(と言っても最近の競馬ファンや、ましてや1年や2年しか競馬と接していない小僧らには想像すらつかないだろうが)現在の左周りになったのが2001年夏季の事であり、1年を超える大工事の末に新設されたのがこの直千コースを含む現行の左回りコースである。  この

セオリーでは大野、三浦、福永なんだが...3歳未勝利雑感

 大野、三浦はコース勝率がいい過去を持つが、それは過去3年程の事象である。それでも出走騎手の他と比較すれば段違い(1割vs1桁)だから一般の競馬ファンは知ってか知らずか、百も承知のメディアの影響なのか、ここに人気票も入るだろう。しかし、このレースは前消馬が発生している。  そんな過去の僅かな勝鞍には▲野中の単勝万馬券も▲木幡初の50倍も存在している。そして昨年は16番人気馬が勝っているのである。というも過去事象。だが、そんな過去事象は母数確保の為に、クラス差別無く集計されたも

3歳未勝利戦(1)~初出走馬~

 さて、どの分野から書き始めるかと考えながら、今の時期1日12レースの中で、もっともレース数の(サンプル母数)の多いものを対象にしてみようと思い立った。作表は抑えると言いながら、まずは以下の表を示す。となってしまう。  これは、タイトル通りのデータである。今年は既に昨年実績の20勝を超えているが、母数は343頭と、直近の移動平均が650頭余りだから、充足率が5割超程度である。これ以上「勝つ初勝利馬」が出ないのであれば、それはそれで人気でもぶった斬る根拠に成り得るが、それをデ

「データ競馬」を薦める訳ではないけれど...

 その種の記事を、集約することで、マガジンで纏めようと思い立った。「データ競馬」には、作表がつきものだが、極力、画像データは抑えようと思っているが、リクエストに呼応する形で掲載する事は拒まない。まぁ、ボチボチ行きまひょか。 はじめに  「データ競馬」というと下坂昇平いや、須田鷹雄あたりが有名だからJRA-VANが公式データをダイヤルQ2という課金システムを使い高額な通信料を獲得しながら天下り先として高度成長して来た「(旧)ターフメディアシステム(現JRAシステムサービス)」