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【男料理馳走帖④】時間短縮とちょっと腹に入れたいならパンでしょ

 本当に短時間でお腹にちょこっと入れたい時に頼りになるのはパンでしょう。ベーグルはどうも重たいし、クロワッサンは軽すぎる、時間があればロールパンにいろいろ挟んで食べたいところだが、やはり四角い食パンがお手頃。4枚切りから10枚切りは市販でよく見るが、あまり厚いとピザトーストみたいなしっかりした具を乗せないと具とパンのバランス取れない。8枚切りだと食べた気がしないので、6枚切りをよく買う。

 パンに塗るのはバター風味のマーガリン、バターは料理にしか使わない。昔米国のレストランで、盃よりちょっと大きい小皿にオリーブオイルがたっぷり出てきた時、フィンガーボールかと思い、指先を洗おうとした経験がある。危機一髪。パンに付けて食べることは知らなかった。
 とろけるチーズとハム、ベーコンを乗せ、焼き上がったら塩、コショウで食べる。もう少しがっつり行きたい時は、卵をターンオーバーでとっとと焼いてその上に乗せる。卵の黄身は柔らかい方がいいのだが、パンの上だと流れ出す恐れがあるので、ターンオーバーで完全に黄身が固まらない程度に焼く。ピザソース、マヨネース、ケッチャプ等を使う時もある。
 レタスやキュウリも生のまま使うのもいいが、落ちるのが面倒なので生野菜は別に食べるようにしている。なんだったら小さめの片手鍋に水と野菜を入れ、市販のカップスープで野菜スープにすることもある。
 時間短縮がメインの時はこれで私には充分だ。あっという間にできる。
 甘めのパンで血糖値を上げたいときは、ハチミツとマーガリンの組み合わせが多い。ブルーベリーも好きだが、これはヨーグルトと一緒に混ぜる。たまに柔らかめのバケットにに生クリームを挟んだもの、焼きたてのメロンパンも買って食べるが、あんことバターの組み合わせも捨てがたい。
 様々な別の料理を食パンに乗せるパターンも多い。残り物のカレーやスパゲティ、揚げ物、炒め物を乗せてもいける。焼きそばパンは懐かしいが、トルコのサバサンドや白身魚のフライとタルタルソースまでイメージは膨らむ。ひきわり納豆をタレも辛子も混ぜて焼きたてのパンに乗せるのもいいが、納豆は熱に弱いので一緒に焼いては栄養にならない。
 仲間内で集まる時に、具になりそうなものをいろいろ並べ、小さめのロールパンに挟んで食べると、おつまみにもなるし、子供も喜ぶ。
腹減って来た。
【REG's Diary   たぶれ落窪草紙  2月27日(火)】
 



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