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新入生、新社会人は大事なスタート。自分のペースでいきましょう!

 4月も第一週を終えて世の中落ち着くにはもう少し時間がかかりそうだ。学校関係の多くはこの時期に新学期を迎えて新たなスタートを切る。新しい環境にすぐ慣れる人もいれば、以前のクラスや別の環境の方が良かったと思う人もいる。親御さんたちも子供らの大きな環境の変化に一喜一憂する時期でもある。新しい環境を受け入れる寛容さとそこで自分のペースを作れるタフさを持ってほしいと思う。黄金週間が終わった5月を乗り越えれば、第一段階はクリアというところかな。

 意外と大きな変化は社会人への変わり目にある。今までの扶養家族という立場から、一人の大人への変化は実に大きなものだ。自分を振り返っても学生から働いて給料をもらう社会人との変化が一番大きかったような気がする。加えて、そのタイミングで一人暮らしが始まると自分の周りの世界が一変する。まだ一週間では目の前のやらなきゃいけない事に対応するのが精いっぱいで、いろいろ考える暇もない時期だ。

 今は社会が大きく変わっている。昔の某有名企業などは実際に必要な人数の倍の人間を採用して、ガンガン鍛えてどんどん辞めていき、一年後には必要な人数になっていくという話を聞いたことがあるが、今そんなことをしたら、間違いなく企業の存在そのものも危ぶまれる。
 少子化が言われて久しいが、今は人材の奪い合いで、とにかく辞めさせないようにという配慮も感じる企業が多くなった。労働力不足は益々深刻になりそうだ。
 それとメンタルが弱い若者が増えているという話はよく聞く。昔と比べても仕方ない話ではあるが。社会も企業も随分と人を大事にするようになったと思う。ハラスメント対策や働き方改革の影響も大きい。

 昔どこのテレビ局か忘れたが、日曜の夜に映画をやっていて、その番組のテーマ曲「So in Love」を聞くと、明日から仕事だとテンションが下がったのを思い出す。働き出して三年くらいは、夏休み、冬休み、春休みになると学生の頃はよかったなとしみじみ思ったりもした。

 早く仕事覚えて、社会生活のリズムにも慣れて、今度は楽しむこともしっかり覚えてほしいものだ。

【REG's Diary   たぶれ落窪草紙   4月7日(日) 】

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