人工知能はどこまで進化する?
私は20代の後半プログラマ、システムエンジニアをしておりました。専攻は経済学士ではありますが、コンピュータが大好きで、学生の時からコンピュータで音楽を作ったりしてました。Windowsが出る前の話ですが。30歳辺りで体を壊してプログラミングを教える側に転向しました。
その頃からAI、人工知能は存在しておりました。そもそもコンピュータは人間の脳がモデルになっておりますので、人工知能は経験から見える傾向、学んだ知識などの有効活用に特化した理論でありました。当初は推論エンジンとデータベースからなる単純なシステムで、イメージで言うと雑誌によく載っているYES、NOで矢印の先に進んでいくあれと同じです。
パソコンの部品は日々進化していますし、性能や処理速度は格段に速くなってるので、今のAIの進化には目が離せません。人工知能は各分野で本格的に活躍を始めてきました。扱うデータも文字だけでなく、音声、画像、動画まで対象となっており、高性能のセンサー、カメラやスキャナ、ネットとの繋がりを考えると末恐ろしい限りです。
昨年話題の米国のAIにいろいろ質問しておりました。平安京が遷都される前から京都にある寺院を尋ねたところ、彼は延暦寺について教えてくれました。延暦寺は滋賀県だと思うけどなぁと解説を読んでいると、空海が建てたことになってました。
最澄ではないかと問いかけたのですが、彼は間違いであったことを認め、謝罪したのです。日本の歴史についてはあまり詳しくないようでした。
ただ、日本語の受け答えに関してはあまりにも流暢で驚きました。
データの正確性は時間がたてば完璧になるでしょうから、人間の職業を脅かすというニュースはまんざら間違っていないのかもしれません。人間が社会活動を行っていく上で、便利なものとしてサポートしてほしいものです。
人間がもし何十億年もかけて単細胞から進化してきたものであれば、AIはこの先どのようなものに進化していくのか、想像もつきません。
都市伝説や陰謀論はあまり得意ではないのですが、敵にはしたくない相手ではあります。
【REG's Diary たぶれ落窪草紙 3月28日(木)】
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