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#98:安産のツボ
普段、頭痛や肩こり、腰痛などがある人が、妊娠中だけ症状がよくなっているわけはなく、むしろホルモンのアンバランスによって、よけいにひどくなっていることがあるものです。妊娠中なだけに薬もできるだけ飲みたくはありませんし、しかしそんな状態を放っておくと、気持ちもどんどん沈んでしまい、赤ちゃんへの影響も出てきてしまいます。そんなときは、悩まずにいろいろな専門家に相談してみましょう。薬も弱めのものもありますし、お腹が大きい状態でも、横向きで鍼灸や、マッサージ、整体などができるので肩や腰の痛みを和らげることができます。
さらにツボ療法では、三陰交(さんいんこう)というツボがありますが、これが安産など女性の悩み全般によく効くと昔からいわれてきました。温めるのが特によく、市販のお灸やドライヤーなどでこのツボを温めて(ヤケドしないように)、元気な赤ちゃんを産んでください。
1)『三陰交(さんいんこう)』・・足の内くるぶしから、指四本分上。
2)『労宮(ろうきゅう)』・・手の掌で、中指とくすり指を折り曲げた先の間。
(子宮辺りが張るときに指圧しましょう)
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com
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