![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68640944/rectangle_large_type_2_7cf06b6d859c45c4dea9a1dfd6117e36.jpg?width=800)
#17:のぼせて鼻血が出たら・・・
鼻を強くぶつけたり傷つけたり、またはのぼせ等が原因で、誰でも一度くらいは鼻血が出たことはあるでしょう。鼻の粘膜は、小さな血管が網の目のように走っていて、ちょっとした刺激でも出血しやすいのです。とっさの時に鼻血が出ると慌ててしまいがちですが、興奮すると余計に頭に血がのぼってしまい、止まらなくなります。背もたれのあるイスにもたれて、鼻にガーゼを詰めて様子をみましょう。
しかしながら、鼻をぶつけたなど、はっきりした原因がないのにしょっちゅう鼻血が出る、また出血が20分以上も止まる気配がない時は、頭部を始め、内臓の重篤な病気が原因の場合があるので、たかが鼻血と馬鹿にしないで、すぐに病院に行って検査を受けましょう。
たまに、鼻血が出たからといって、首の後ろをトントン叩いている人がいますが、そういう訳で頭を不用意に叩くと脳に悪影響を与えてしまう可能性があり、危険です。絶対に叩かないこと!
トントン叩くのはよくありませんが、この首の付け根中央のいわゆる「盆のくぼ」は、ツボ療法では、『あもん』という名前のツボで、指圧すると鼻血を早く止めるといわれています。鼻にガーゼを詰めて、背もたれにもたれたら、叩かずに親指で指圧するようにしてみましょう(もう一方の手は額に当てるとやりやすい)。普通の鼻血ならば、早く止まるはずです。
中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?