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#37:しゃっくり

しゃっくりは、肺の下にある横隔膜がけいれんしたことによって起こる症状です。普段の生活の中、全くの健康体の人でも空腹や、その他の原因によって起きますが、普通はいつのまにかよくなってしまうものです。しかしながら、急性胃拡張や膵臓炎など、内臓の症状が原因のしゃっくりもあるので、何時間も止まらないとか、しょっちゅう起こるようであれば、専門医の診断が必要になってくる場合もあります。

しゃっくりを止める方法は、水をいっきに飲んだり、びっくりさせたりといろいろですが、ツボ療法でも比較的早く治ります。

のど仏から左右外側に指横幅四本分、さらにそこから親指幅分の下にある『天鼎(てんてい)』や、首の前の中央で、両鎖骨の間の窪みから左右外側に指横幅2本分の『気舎(きしゃ)』のツボなどを左右同時に3~5秒ずつ、やんわりと10回くらい指圧してみましょう。次第に症状が治まってきます。それでもなかなか止まらない時は、ツボ療法の後に、おちょこに『お酢』を1杯ついで、それを飲み干してみるとさらに効果があります。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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