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#128:副鼻腔炎

蓄膿症は、鼻の周りに骨で囲まれた『副鼻腔』という空洞の部分の炎症によって膿がたまることをいいます(正式には、『副鼻腔炎』という)。
症状は、ネバネバした鼻汁が常にたまる他に、慢性化すると頭痛や集中力の低下、倦怠感などを伴います。特に子供は、鼻風邪をこじらせて細菌による炎症によって慢性→悪化の道をたどることが多いので注意をしましょう。

ツボ療法では、慢性化した蓄膿症を治すことはできませんが、副鼻腔にたまった膿を排出させやすくしたり、症状の悪化を抑える手助けしたりすることはできます。

ぜひ、次のツボを試してみましょう。
・『巨りょう(こりょう)』・・瞳の中心から真っすぐ下がっていった小鼻の高さのところ。
・『合谷(ごうこく)』・・手の甲側で、親指と人差し指の間を手首の方へなぞっていくとズキンとひびくところ。

どちらも少し強めの力で3~4分指圧してみましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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