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#67:足の陥入爪の原因は・・・

足の爪の角が変形して、その周辺の皮膚に爪が食い込んだことで、痛みや化膿を引き起こす症状を陥入爪といいます。主に足の親指にできることが多いのですが、稀に他の指にも起こることがあり、痛みで歩くのもままならなくなる場合もあります。

足先に重心がかかるハイヒールを長時間履いているのが大きな原因とされていましたが、本当の理由は、『深爪』ではないかといわれています(ハイヒールを履かない中学生以下の男女に若干の報告例が出ていることから)。

日本では、比較的に子供の頃からしっかりと爪を切るように親からいわれているので、つい爪を短く、しかも両サイドを丸くギリギリまで切ってしまいがちですが、この様な切り方をしていると、走ったり跳んだりして足先に重さがかかった時に(もちろんハイヒールで長時間いた時も)、爪の両サイドが皮膚に食い込んでしまい、そこからバイ菌が入って化膿してしまう・・・という訳なのです。

対策は、爪の両サイドを丸く、しかもギリギリまで切り過ぎないことです。両サイドの高さの真ん中の頂点と同じ高さに四角く切ることで、陥入爪になるのを予防できます。おぼえておきましょう。


古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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