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#102:逆子には足にお灸って!?

逆子とは、ふつう胎児は、お母さんのお腹の中にいる時は頭の位置が下にあるものなのですが、逆子はそれが上下逆の位置になってしまっている状態をいいます。
この状態の何が問題なのかというと、胎児は大人と違い、頭が体の中で一番大きい部分なので、小さい足から出てしまうと、頭がひっかかってしまう場合があり、そうなると胎児は呼吸ができずに命にかかわることにもなってしまいます。

この場合、病院ではこれらのリスクを考えて、帝王切開という形をとるのですが(その前に、体操や手で胎児を動かす手法なども行ったうえでダメなとき)、東洋医学のボ療法でも昔から逆子に効果のあるツボがあり、かなりの効果をあげています。

逆子のツボは、ふつう胎児はお腹にいるのですから、お腹のツボを使うと思われがちですが、意外にもそのツボは足にあります。
1)『三陰交(さんいんこう)』・・足の内くるぶしから指四本分上。
2)『至陰(しいん)』・・足の小指の爪の外角。

どちらも、お灸が有効で、鍼灸の専門家でないとなかなか難しいので、病院でいろいろやってみてダメなときの最後の手段として考えてみるといいでしょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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