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#12:坐骨神経痛ってどんな症状?

神経の中で、最も太いのが坐骨神経と呼ばれるものです。この神経は、背骨の脊髄神経の下端から発して両足の足先まで走っています。そういう訳で、坐骨神経の痛む範囲は腰から足の指先までと広範囲なので、足先やふくらはぎが痛いからといって、足を揉んだり湿布を貼ったりしても全然治らない時には、この坐骨神経痛を疑ってみることです。

そもそも坐骨神経痛は椎間板ヘルニアによって腰骨部の神経が圧迫されて起こる時に顕著に(痛みが)現れる場合が多いのですが、ヘルニアでなくても症状が現れることがあります。おそらく坐骨神経付近の筋肉のこりや緊張、骨盤の歪みによって間接的に神経を圧迫して起こるものと考えられます。

ですから、前者のヘルニアが原因の場合は最悪の時は手術をしなければなりませんが、後者の場合はおしりの周辺や、膝の裏側のツボを肘や指で少し強めに指圧したり、骨盤の歪みを矯正したりすれば痛みは、だんだん治まってきます。しかし、指圧の力加減が難しいのと、場所が一人でできるところではないので、ムリをせずに専門家に任せましょう。

中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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