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ベランダデスバレーに不安と期待の春が来る。

状態が良さそうな土になったけど

経験と独学と好奇心を頼りに考察し仮説を立て
組み立てた後にリフォレスターと名付けるプロトタイプ。
当初は野菜くずがなんとかなればいい、
その方法としての園芸残土利用だったのですが、
それが「土の再生」だったことに気づいたのは実験を始めてからの事。
普通に考えれば当たり前なのですが、
本気で気がついていませんでした。
当時気にかけていたのは、臭いを出さない、虫の発生を抑える、
そして「微生物の働き」で、できる限り早く野菜くずを分解させる事。
それだけでした。

ところが、予想外に良い土に変化していそうな再生土に
日に日に期待が膨らみます。
試しに植えたベビーリーフはスクスクと健康に育ち、
葉もしっかり、きちんとおいしい。

一応植物は育つことはわかりました。
次に確かめたいのは、どこまで枯れずに育つのかです。

ベビーリーフの中から菜花だけを残して、
少し大きめのプラ鉢に植え替えます。
さすがに気温が低いと育ちは今ひとつですが、
エアコンの吹き出す風にも負けず
枯れることなく「生きのびて」います。
「枯れるまで」の期間にヒヤヒヤしながら
2月の厳冬期を超えて、三寒四温の3月。

菜花は急に成長し始め、
私の心配をよそに全く危なげなく育ち続け
やがて黄色く可憐な花を咲かせました。

ベランダデスバレーに花が咲いた。
ベランダデスバレーなのに植物が育って花が咲いた!
しかも、今までに見たことがないくらい丈夫そう。

この頃には再生土は更に見た目にも黒さが増し、
土臭くなく、土の香りがして、ふかふかの状態に仕上がっていました。

微生物には2ヶ月間、野菜くずと卵の殻をしっかり食べさせ、
畑での堆肥栽培のスタートと変わらないくらいの養分も
蓄えられている。と思いたい。

希望と期待と恐れ


そうなってくると、
きっと無理だとはわかっているけれど、


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