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住環境の制約を突破!リフォレスターが解決するベランダ菜園の壁

何度でも言おう!リフォレスターとは

リフォレスターとは
木箱の中にフェルトの袋を入れ、その袋の中に
園芸残土(もしくは安い培養土)、鶏糞ペレット、カルスNC-Rを投入し
混ぜた状態から、1〜2ヶ月かけて週1回程度
野菜くずと卵の殻を入れて、
野菜が育つ良質な土に再生する仕組みのことです。

特に木箱については、木箱に4〜5㎝の足を持たせ、
できれば節の空いた板材を使って作るか
板の間に若干の隙間を開けて組み、
箱の容量はおおよそ23〜25Lにすることをお勧めしています。

こだわりは土環境の再現が鍵だから

実は土の再生方法を模索してたわけじゃなく、
森の下の土の環境を再現したらこの形になって
手間もかからず、管理もしやすく、野菜も育って良いことづくめの
土再生となり、
木箱以外のプラ鉢、土器鉢でも試したけれど
結果は悪くもないけど、良くもない感じで
土化する変化を楽しめるスピード感とか高揚感が思いのほか低かったので
やはり、容器としての木箱とフェルトの袋、大きさ、材料に
こだわる必要があると感じているのです。

過酷なベランダを思い出して

もともと中低層の集合住宅のベランダで緑を楽しむというのは
臭いや虫に関する制約、場所の制約など
場所そのものの制約や、
雨風、乾燥、湿気、熱、寒、日照という環境条件の制約もあり
さらに、仕事や学校で日中誰もいないご家庭では
水やりの心配などもあり
そもそもがハードル高めです。

リフォレスターは、
そういう制約が多く、過酷な環境であっても
緑を楽しみたいベランダーの日々の「管理の負担」を小さくするため
ほぼほったらかしでも分解菌がきちんと働いてくれる
腐葉土の下の環境を限りなくそのまま再現する仕組みにしました。

そして、木箱にこだわるのは、菌の環境を整えるためと
やめたくなったときに、
土と釘以外は全て燃えるゴミとして捨てられるか、
再生土を使って木箱までも分解できるようにと考えているからです。

「土から離れて生きられない」「緑を求める心に罪はない」

「人間は土から離れて生きられない。」
天空の城ラピュタのシータのセリフですが、
特に都市部のアパートやマンションのような集合住宅に住む私も
否応なく地面から離れて生活していますが、
できれば土や緑に触れて日々を過ごしたい。

そう思って、鉢植えやプランターを増やし、
時には自分で肥料も作って緑を育てたいと考えて、
でもうまくいかず、何度も枯らしてしまって
「ごみ」だけが残ってしまった。

そんな時間を過ごした人の心に罪はありません。

土は、それがアスファルトの下に、建物の下に
隠れて見えなくても
無尽蔵にあるものだからこそ
「どんな場所でも、条件でも植物が育って当たり前。」
そう思っても無理はないと思います。
私もそうでしたから。

ベランダの土に足りないものはアレだった

ベランダ園芸、ベランダ菜園に圧倒的に不足していたのは
ミミズでも、ダンゴムシでもなく土を作る菌でした。

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