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悲報、デスベランダでミニきゅうり萎れる。

一瞬の油断が悲劇を呼ぶ場所

リフォレスター実験の成功で、
植物が育たないデスベランダの緑化に成功して足掛け4年。

今年はミニきゅうりに挑戦してきました。
元々ミニきゅうりに挑戦したかったのですが、
近所ではミニきゅうりの種が手に入らず、
その代わり市販の栽培キットを手に入れたので、
せっかくなので栽培キットをそのまま使って栽培を始めました。

ただ一つ。じゃないな、2つ。う〜ん3っつ。
不安はありました。

それは、栽培キットの”土”がヤシガラ材で、
リフォレスターの微生物の餌であること。
そもそもデスベランダとヤシガラ材は相性が悪いこと。
付属の鉢が紙製であることでした。

そんな心配をよそに、
ミニきゅうりは思いのほか成長し、
見事なミニきゅうりを実らせてくれました。
昨日までは。

今朝、毎朝行っているリフォレスターの土の記録と、
菜園の見回り…って言っても狭いベランダなので
一目瞭然なんですが、そこでミニきゅうりが
しおれているのを発見しました。

実は、この3日熱帯夜なためクーラーをかけていたんです。
ベランダへの排気を抑えるため、最小風に設定しているのですが、
基本的にこの風で植物に影響が出ていたとは思えません。

あるとすれば、排気が直接きゅうりに当たらないように
室外機と植物棚の間に簾を置いたことで、
外気の熱がきゅうり側に溜まりやすくなっていた
かもしれない、
かもしれません。2回言いました。

不可解なのは、影響のなかった他の植物の中で、
小さい方の山椒もまた、萎れが発生していたことです。

原因はなんだ?

ミニきゅうりについては、栽培キットの紙製の鉢の状態が脆くなっていて
先週末に一回り大きなプラ鉢へ移植していたのですが、
その移植の際には、紙部分を抜き取る形で行えたので、
根に負荷がかかったということはないと思います。
また、リフォレスとした土も問題ない状態のもので、
実際、金曜までは元気に育っていたのです。

鉢については、しおれが発生したのはどちらもプラ鉢で、
そもそもデスベランダではプラ鉢での生存率は決して高くありません。
それは熱が篭りやすく、
一旦温度が上がると温度が下がりにくいという傾向があり、
そのために根が蒸れてしまうからなんです。
今回のミニきゅうりもフェルトで2重底にしていましたが、
蒸れた可能性があります。

他にもハダニの害が出ていたことや、
ヤシガラ材による副作用が影響しているかもしれません。

水分調整に失敗したか?

水分は朝晩で、朝は滴落ち、夜もおおむね滴落ちか、
乾きが激しい日は直接土にやることもありますが、
そこに何か変わった行動はありません。
雨が吹き込んだこともあって、
やや控えめにしてはいましたが。

微生物は餌があれば発熱する

もう一つ考えられるのは植え替えの際に
1〜2ヶ月に1回しか開けない種土の
リフォレスター1号器の微生物たっぷり土を少々加えたことかもしれません。

前回のまとめでも書きましたが、
ヤシガラ材はリフォレスターの土においては
微生物の餌以外の何者でもありません。
1号器の微生物は言ってみれば腹減りのまま休眠状態なので
”食料キターっ!”って感じで、食欲を爆発させて大いに発熱し、
そのためにきゅうりの根が蒸れてしまった可能性も考えられます。
でも、それだと山椒の萎れの説明がつかないけど。

そう言えば、金曜日の夕方きゅうりの鉢の
端っこに僅かに白い森が現れていて、翌朝には消えていましたが、
あれは、微生物の”うぇーい”だったのかもしれません。

木製の鉢ではそんなこと起こらないし、
土に絶対の信頼を寄せていたその油断が
きゅうりを萎れさせたのかもしれません。

芯までしっかり枯れてしまうまでは、
このままの状態で栽培を続けたいと思いますが、
再起してくれるのか、心配な月曜です。





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