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バイヤスを外してみる

武蔵野美術大学大学院 造形構想研究科 造形構想専攻
クリエイティブリーダーシップコース 
クリエティブリーダーシップ特論 第3ターム

株式会社Ziba Tokyo 代表取締役 平田 智彦さん 2019/9/18

今回のゲスト平田さんは問いかけもある参加型でした!

いかに私達がバイアスにとらわれているかをワークをしながら
素直に解釈してみたり、全く別の考え方をしてみる・・・
途中からはひっかけ問題なのでは?と、リフレーミングして
引っかからなかった例として紹介していただきました。

Wicked problems
答えがない 新たな仮説を探すこと

Learn and Do

Do and Learn
その前に Unlearn
学んだことを意識的に忘れる
バイアスを外す

Growth Mindset
「難しいが、可能だ」
失敗は学ぶチャンス


視察ツアーのお話は、東京デザインセンターのJDCAセミナー
「米国のクリエイティブ環境」
でポートランドデザインツアー
についてお聞きしていましたが、今回はここでは書けない様な
ライブならではのオフレコ裏話も聞ける機会となりました。

新たな価値の創造に挑みたいと思う人が
それに必要な基礎概念を学ぶ方法とそれを社内で
どう評価するかを学ぶことができる知の冒険ストーリー
として、共著も出されています。Kindle版もあります。






本の登場人物
悪の人物も出てくるけど、
一番大切なものは何か↓
ボケてもいい場所カモミール

(昔はオフサイトミーティングできる場所=喫煙所があった)
喫煙所の代わりになる井戸端的なものを研究しているので
今回の話もとても参考になりました。
ナチュラルローソンの新商品会議も女子会的な雰囲気の中、
あえて、ゆるい会議を取り入れているそうで・・・
https://niconico25.com/tsuburenai-naturallawson-hit-reason/?amp=1

まさにボケてもいい場で発言しやすくしていることが
新しい商品のイノベーションにも繋がっている例として
紹介されていたのにもつながりました。


相手をクリエーターにしたらこっちのもの
(上司がクリエイターになれば進んでいく)
確かに、以前オフィスのインテリアデザインの仕事でも
トップの方が考えた様な流れをもっていくと話が決まり
スムーズにいくことを体感していました。

ペルシャ語で”美しい”という意味のZIBA
ZIBA TOKYOは、NIKKEN SEKKEI BUILDING 6Fにあるそうです。
事務所に置いている熱線カッターは大学にも置くべきだ!と
実践的なアドバイスもいただきました。
先生方、ぜひ入れてください(笑)
オフィス見学にも行ってみたいデス!

CASE STUDY としては
日本からも視察されている
UMPQUA BANK


1年間で売り上げを2倍にした例
ペットの水飲み場所が入り口付近にある
=ペットと来て下さいというメッセージ

入るとコーヒーの匂いがする 
オレゴンにはフェアトレードのコーヒーがある
好きなだけコーヒーをの場として・・・
デザイナーズホテルのカフェのロビーでお茶飲むイメージに

スタッフはホテルでの二週間の研修を受けて
カウンターでコンシェルジュが演じられるように
ワンフレームにはワンワード 
色も渋めにした
来てもらうこと 
顧客がオーナーシップという概念をもつ
=自分の銀行だと思う

自分を演じられる場所が大事
人間の本質を 演じる 
役者になったような気分
ハロウィンがバレンタインを抜いて1位になったのも
仮装
新しい概念がうまれる

他人の体験
こたえはクライアントの中にある 
(本に書こうとしている ◯◯◯◯スペース)
ご本人も、セルフ・キャスティングしていて
赤いスパイダーに乗りなりきっているそう。

Case study 02
NIKE
意気投合して責任者と会った 
英語でやる自信がなかったので、絵を描いた
就学前の子供と親子
スマホを見るおじいちゃんとおばあちゃん 
(当時はガラケーだったのを描き変えたそう)
80歳でも生きている

商品提案 なんのため?
ランドセルの提案なのに、ランドセルを絵に入れてない
20kg ➕7kg の荷物を入れてるんだ
そんなクレージーな=責任者の案になる 
あえて、肝心なものは描かない

絵にするには・・・
実は、トリックがある

写真から絵にする → iPadでできる
トレースすればいい
↑ということで・・・
iPadで↓の写真からトライしてみました。

イラストの元写真

自分が相手をクリエーターにする為に
面白いと思える、楽しめるのがデザイナー

ここでは書けなかったお話は、
次の本で執筆予定だそうです!

ありがとうございました。


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