[LSS]マリルイ3dxと精神論

9月3-4週目で開催される長時間RTAイベント"Long speedrun summit"略称LSSにてマリオ&ルイージRPG3DXを披露させていただくことになりましたので当作品の魅力、RTAの魅力を存分にお届けいたします。また当イベントでは、ブレワイ100%を始めとする長時間ゲームならではの作品・カテゴリーが多数披露されます。

マリオ&ルイージRPG3DX

2018年12月に発売されたマリオ&ルイージRPG3のリメイク作品になります。switch機種のソフトが続々と発売されるなか3DSにて発売されました。
当時クッパが診察室でマリルイが体内に…といったCMを見た人も結構多いのではないでしょうか。
原作3のグラフィックを3DS仕様に変更されており、BGMもリメイクされています。

マリルイ3dx

また戦闘面においてはブラザーアタックの消費BPの調整や、ブラザーアタックの仕様が変更されているものがあります。また巨大化戦にとどめを決める「ファイナルアタック」は本作ならではの機能です。やりこみ要素や難易度調整や、今作ならではのクッパjrのRPGも登場しています。(なお今回はイベントでの見栄え、期待を増幅させるために画像は無しでイメージしてください!)

RTA的魅力

さて、ここから本題です。当ゲームのRTAの魅力を思う存分語りつくす場所です。初めに筆者は生粋のマリルイRPGのオタクであり全作品のRTAをやるほど愛してやまないシリーズです。(僕にはマリルイしかないんすよ..;;)
まずRTAをする時間としては5時間35分程度です。自己べは5時間26分。
全体の概要を大きく表すと、細かい体力調整を行って最短攻略を行う前半戦とんでも火力で強引に押し切る後半戦といったところです。
バグ技については、ゲームを大きくショートカットするバグ技は現状無く、
終盤の装備を中盤で取るバグ技や、階段を使ったバグ技を使い倍速で移動するバグ区間もあります。ちゃっかりバグ技が存在しているのが面白いですね。
特に終盤はボスの強さが原作より強化されていることや、装備の影響で1つのミスで破滅します。超強火力との代償ですが、RTAではリスクより早さです。もちろん採用して挑みます。中盤ではミニゲームを行い、ハラハラブーツを回収し火力を上げてボスに挑みます。ハラハラブーツも一度でもダメージを受けると体力が0になるので被弾も許されないそんなRTAになっているのもポイントです。ちなみにクッパ様はかっこいい。クッパ様は超カッコいい。

まとめると、基礎動作をいかにミスをしないか、エンカウントをしないか。ボス戦においての相手の攻撃を全て交わす能力を持つか?といったところがタイムを早くするカギだと私は思っています。

そんなマリルイの魅力とクッパの魅力がたっぷりつまったマリルイ3DXをお楽しみください。

おまけ 精神論

マリルイ3dxは5時間35分のとても長い作品です。短時間のランと比べ
忍耐力・精神力がとても大事です。例えば30分前後のランであれば全集中を込めればいいですが、長時間であれば体力的な面、集中が5時間半も続くことはあり得ません。そこで私なりの精神論・走り方を紹介します。

その1. 100点を狙わず90点程度のランを心掛ける

100点を目指して記録を掴むことは大事です。1時間未満であれば常に100点を求める走りで突き進めばいいわけです。それは人間の最高のポテンシャルを出せる集中力は15分で、限界で90分ほど。つまり90分までは100%で理論上は通せるという事ですね(個人差がありますし、僕は70分くらいしか深い集中が出来ないです。)以上のことを踏まえて5時間半強。分数にして335分を集中することは不可能なので全体を90点とした走りにして、高ペースを維持する走りを行います。100%を目標値にしてしまうとメンタル的にも絶対に良いことはありません。3番で説明はしていますが、得意な場所を10割にして残りを8割程度や9割5分で最終的に90点ラインの走りをするのも作戦ですね。

2.区間を作る

長い駅伝リレーやマラソンでよく聞くのは”区間”です。speedrunでも走るという言葉を使う以上、区間で区切るのという言葉はあっています。そこで集中の限界値で区切れるように区間を作ります。当ゲームであれば全4区間に区切り、おおよそ各区間での平均時間を1時間20分にしています。1時間20分であれば限界の集中量で走ることができ、そこからフルランの集中量を加味して、(今出せる限界値・集中量からだされたタイム)+何分だったら許容範囲か?というものを立てて逆算的な目標タイムを立てられると思います。
そこで精神的な余裕を作るスタンス・地盤を構築させます。またフルランではないので効率の良い練習にもなりますのでメリットの方が多いと思われます。

3.各セクション毎にレベルを仕分け

全体を通して必ず得意区間・苦手区間は存在すると考えています。
まずは苦手区間と得意区間を洗い出し、自分で引きと攻めを作ります。
攻める区間は集中力を使って攻略に集中し引くときは集中力を抑えて次の山で攻めます。逆に苦手区間を引いて得意区間を攻めるというのもプレイヤーによっては違うと思います。私は全者で全体で平均値ラインで走りきるランで行っています。そのためブレが少ないといった走りになります。

以上イベントの説明と精神論でした。



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