逆増え鬼の世界

 人々が洗脳された世界に来た。ここは広々としたアメリカのショッピングモールのようだ。人の顔をタッチすると操れる能力が使えたため、全員を操り、正気に戻せるかに挑んだ。風のように早く走ることができ、追跡者から捕まらないように必死で駆け回った。

 全員にタッチし解放に成功したかと思われたが、2度寝しもう一度世界に入ると、ショッピングモールの地下に昭和時代の日本の風景が広がっており、そこでも逃げ切る必要があった。地下の人々はタッチしても操ることは不可能だったため、見つからないように逃げ切らなくてはならない。山の中、墓地、集合住宅などを雑草や木々に隠れつつ移動した。ショッピングモールよりは人が少なかったが、監視の目が所々に光っているため、気を付けなければならない。

目が覚めた

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