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チョコレートドーナツ/千穐楽感想


ロングラン公演で上映されている
チョコレートドーナツのミュージカルの
大千秋楽を観劇して来ました!

もともと大好きな映画でもある
"チョコレートドーナツ"
(英題:Any Day Now)
既に見ていましたが
ミュージカル観劇の2日前、前日から
吹替版、字幕版と2回鑑賞し
バリバリに予習していきました✌️

チョコレートドーナツは簡潔に
あらすじを説明すると、
ゲイのカップル、(ルディとポール)が一人ぼっちの
ダウン症の子(マルコ)を2人の愛で救う物語です。

まず、ポール(谷原章介さん)が
結末を述べてから始まることに
ビックリしました。 
そして、東山さんの足の長さ
(ヒールを履いているのもあるが)、
筋肉にビックリしました!
ストイックな方なんだろうな
ジャニーズイズムを感じました。


ルディはゲイバーがずっと口パクで
歌っていた歌を、自分の声で自分の歌に
し、歌ったところも大好きです。
劇中にたくさん出てくる曲の中でも
"Come to me"が大好きな曲なのですが
日本語版を聞けたのが個人的にはとても
嬉しかったです。サブスクやCDで早急に
音源化して頂きたいです🙇‍♂️

2人に向けて歌った、

私のところに来て。愛してる。あなたが必要。(Come To Me)

ルディのマルコ、ポールへの
愛が伝わって来ました。

薬中の母親の元で育てられるのか
優しいゲイのカップルの元で育てられるのか
答えは簡単なはずなのに
と思いますが、今よりも昔の話なので
まだまだ同性愛に偏見があったのでしょう。

このお話は、LGBTと障害児という
二つの要素が入っていて
とても考えさせられます。

裁判で母親に勝てず、
ルディ、ポールはマルコと
一緒に暮らすことが出来ませんでした。
その後マルコは母親の元から逃げ
ルディとポールの家を探すうちに
高架下で凍死してしまいます。

ハッピーエンドでは無いですが
ラストにハッピーエンドのお話が
大好きなマルコの為に
歌うルディの姿に感動しました。
"I Shall Be Released"(自由になる)
最初のアカペラは東山さんの凄さ、
プロさを感じ鳥肌が立ちました。
そこからだいぶもう込み上げて
来ていましたが(笑)

カーテンコールの時に
マルコ役の永くんが顔を覆っていて
(多分泣いていたのだと思います)
そこから涙が止まらなくなりました。
お稽古の大変さや、終わってしまうことの
悲しさからなのか、分かりませんが
とても純粋な涙でした。

ずっと記憶に残るであろう舞台になりました。

宮本亞門さんの舞台を見るのは
初めてでしたが、また見てみたいと思いました。
本人登場も嬉しかったです😆
ロングラン公演、出演者の方々ほんとうに
お疲れ様でした!ステキな舞台を
ありがとうございます( ; ; )



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