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日本地域医療学会に参加してきました(2)

2日目は朝から学会がスタートしました
この日はシンポジウムや全体でのディスカッションなどのプログラムに加えて、学会後に交流会もあったので、来られている皆さんと交流できるのを楽しみに会場に向かいました

鳥の目で見る地域医療

最初のプログラムは「鳥の目で見る地域医療」というテーマで3人の先生が講演をしてくださいました。

鳥の目で見る、、こんな感じ?

どの先生のお話も、私の配属された研究室の分野と重なるような内容だったので、とても興味深く聞くことができました。

想いを形に

続いて話してくださった先生の講演は、医療者の視点から話を聞いていたところから、改めて患者さんの視点に戻って考えることができるような内容でした。

患者さんの視点で、
もし自分が患者さんだったら?
患者さんとして病院でどのように過ごしたいのか?
どんな病院なら安心して治療に臨めるか?
様々に自分でも思いを巡らせてみました。

皆さんが理想の病院を建てるなら
どんな病院にしたいですか?

話してくださった先生は、患者さんに対する思いを、病院の中で形にできるように行動し、患者さんに寄り添って考えていらっしゃることを感じるようになりました。

お昼ごはん

お昼ご飯は、お弁当を注文しなかったので、会場の下にあるカフェでサラダをテイクアウトしました。
これがびっくりするくらい美味しかった、、😋
岡山にはこのカフェがないので、帰省した時にタイミングがあれば食べたいなあ…

Prontの
ローストポークとリコッタチーズのグレインズサラダ
(めちゃくちゃおすすめ!)


午後の部

午後の最初のプログラムは、外来超音波診察を壇上で実践しながらの講演✨
超音波、つまりエコー検査は臨床検査技師の領域とも関連するので、聞いていてとても楽しかったです

年明けに実習があるので教わりたかった〜

ポータブルエコーの機能に驚きながらも何より私がびっくりしたのは、講演で使われていたスライド。
おしゃれで分かりやすく、講演中も(何使ってるんだろう?)と思ってました😂
おそらく、Prezi、でした
今度私も使っちゃお〜と思ってメモ🗒

パネルディスカッション

今回の学会のラストのプログラムです
学生が企画したプログラムだそうで、知ってる大学生や先生方が登壇されてて嬉しい気持ちになりました。

ここでのテーマは
「地域医療の魅力を発見し伝えていくために、わたしたちができること」

参加する学生や医師の方から鋭い質問や考えさせられる疑問が投げかけられていて、いろんなことに考えを巡らせながら、登壇されている先生方の意見も聞けて有意義な時間でした。

ここでも1日目に考えたことと同じようなことを頭の中で考えていました。みなさん医学生や医師の方たちであり、今回の学会の中でも総合診療医についてのお話が多かったので、医師の側の話はたくさん出たんですが、コメディカルに関する話がますます気になってきて…

考えていたこと

パネルディスカッションの中で、
「地域医療の魅力」についての話があったのですが、この時にいろんなことを考えたので書いておこうかなと思います
※めっちゃ私の偏見が入ってるのでそこは、悪しからず、、

技師にとっての地域医療、僻地での勤務の魅力ってなんだろう。
これを結構ずっと考えてました。

実際、地方の病院には臨床検査技師がいない病院も中にはあると聞いたことがあるので、その場合は検体を別の場所に送って検査してもらったりしているんだと思うのですが、、
そうなると、
必ずしもいなくてもいいということなのかな。いた方がその中で早く検査はできるけど、いない病院もあるということはそれでも一応回ってはいるんだよなあ…とか

地方の病院に行っても検査をするということ(業務)は変わらないし、むしろ大きな病院に比べると必然的に機械の規模や種類は限られてくるので、そこでは検査できないことも出てきてしまう。自分にはできる能力があっても機械の関係でそこでできる検査やスピードが限られてくるならば、もどかしさも感じたりとかするのかもなあ…とか

私もまだまだ知らないことだらけなので全て想像で話してるのですが。。(皆さん色々教えてください!)

そんなわけで

実は今回、学会に来たのには、地域医療についての知識を広げ、いろんな方と出会う以外にもう一つ目的がありました。
それは…まもなく始まる卒業研究のテーマを考えたい!

基本的に卒業研究というと、研究室の先生の分野に関連することをテーマにすることが多いと聞いたのですが

こんな感じの”検査”っぽい研究。多分…
(もう今日は全部想像で喋ってると思ってください)


私はせっかくならもっと将来につながるようなテーマで、研究したいという思いが強かったので、割とテーマ設定が自由な研究室をあえて選んでいました。

研究室の先生も、「ぜひ新たな道を切り拓いていってほしいですねえ」という感じのとっても寛容な方でして😂
学会の前半で話してくださっていたデータに関するお話を聞いて、ここから研究テーマを決めようかなあとも思ってたんですが、学会が終盤になるにつれて、どんどん私の中で方向性が固まってきました。

それは、”地域医療の中での臨床検査技師の働き方”について
もうちょっと具体的に色々あるんですがざっくりいうとこんな感じです。

研究方法も完全に私の意向が入ってるんですが
何週間か地域医療をされている病院に行って、そこで臨床検査技師の方のお仕事や病院の中での多職種連携、その地域の人のニーズなどを住んでいる方に直接お話を聞きながら調査して、地域に合わせた働き方や臨床検査技師だからこそできる地域医療への関わり方を模索したいなあと勝手に構想中…(受け入れてくださる病院を探しております…あるかなあ…あってほしいなあ😂)

めっちゃ楽しそうじゃないですか?これ笑
来年の前半(4〜9月)は1ヶ月おきくらいに地方を転々とできたら最高だなあと思ってるんですが、どうですか!?🤣

いい研究方法あればぜひ皆さんからの意見お待ちしております!

変化すること

あんなに昔は臨床検査技師にはならないぞ!と思っていたのに、研究テーマにしてしまうほどになったことを自分もびっくりしています。

臨床検査技師になりたい、と思ったというよりは
「私が資格を取ろうとしている職業の存在意義やニーズ、個性ってなんなんだろう」という疑問やそれが分からないまま勉強し続けている自分に腹が立ってきて(笑)
だったら自分で今出せる限りの答えを見つけて、その上でなるかならないか判断しなよ。という自分に対する挑戦状のようなものですかね、、

昔から”変わってしまうこと”への恐怖が常にありました。
医師になると決めたからには絶対にそれを変えてはいけないと思っていたし、医学科ではない学科に入ると決めた時には昔の自分に心の底から申し訳ない思いと惨めな気持ちになりました。

医学科でない今の自分を見たら、
昔の自分は心底落胆するだろうなあと思っていました

それでも何か自分の選択を意味のあるものにしたいと思う中で、変化することが必ずしも悪いことではないとようやく気づくようになりました。

歳をとっていくのは嫌だけど、歳をとってこそ感じられることがあるように、変化してこそ見える世界が変わったり、変化しなければ感じられないことがあるなあと。

よりよく変化して
たくさん機会を掴んでいきたいですね


最後に

今回の学会は、島根ぶりに会う子たちや先生方、体験学習で一緒になった友達やお世話になった先生方にお会いできてとても楽しく過ごすことができました。

また、初めてお会いした方とも交流させていただき、「頑張ってね!」という激励の言葉をいただいて、たくさんの刺激をもらうことのできた時間でした。

第2回の学会はさらにパワーアップしていきそうでとても楽しみだし、私も次は前で喋れるように(?笑)頑張っていきたいと思います
企画してくださった皆さん、話してくださった皆さん心から感謝しています



最後まで読んでくださってありがとうございます
研究のこともまた書けたらいいなあ、、
アドバイスお待ちしています🙇



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