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「箋」の字ムズすぎ問題


夏休み明けのコニシさんに自分の記事を紹介していただきました。おかえりなさいです。

推し忖度(?!)で夏休み中の記事も載せてもらいました。推されるのも忖度されるのも初めて。ドキドキ。





さて、突然だが付箋の「箋」という字を書いてみてほしい。



どうだろう。上手く書けただろうか。


私は書けない。

こうならない?


この字、難しすぎないか?

そんなに画数も多くないし、構造はシンプルだけど、いかんせんバランスがとりにくい
「戈」を上下に2つ並べるのがとにかく難しい。

「戈」の3画目にあたる、右から左に向かう「はらい」を、いかに薄っぺたくできるかが重要そうなのだけど、これが無理ゲーすぎる。そう思うのは私が右利きだからだろうか。

でも右利きであることに起因するのだとしたら、左利きの人は常に無理ゲーを強いられているわけで(おそらく多くの漢字は右利きの人が書きやすい書き順になっている)、つまり頑張れば何とかなるということだ。


でも、どう足掻いてもデジタルで表示されるような「箋」にはならない。このように書くためには、相当丁寧に書かなければならない。
いや、丁寧に書けよ、という話なのだけれど、さらさらと書いていた中で、いきなり「箋」だけやたら丁寧に書かれてても変だし。
ていうかゆっくり書くと上手に「はらい」ができなくない?

左に向かってはらうのムズい


どうやら私と同じ悩みを抱える人がいたようで、ヤフー知恵袋に投稿があった。

同じようなこと考えてる


この質問者、はなから書き順通りに書く気がない。

そして、この質問に対するベストアンサー

こちらもはなから書き順は無視


とても丁寧に解説されていたので、とりあえずベストアンサーの通りにやってみる。

まずは「たけかんむり」を書く


上の「戈」の点と横棒を書く


ぎゅーん


下の「戈」の点と横棒を書く


ぎゅぎゅーん


下から順にはらい、はらい


\完成/

おぉ……確かにバランス取りやすいし、上手に書ける……!

ところで書き順って無視して良いのか…?


ここで一応、書き順とはなんたるかを調べてみた。

≪一番早く、きれいに書ける方法≫、それが「書き順」

ベネッセ教育情報より引用


字形の整った文字を無理なく速く書くうえで、筆順は大切な決まりなのです。

光村図書出版Webサイトより引用


書き順~~~ッ!!!!!

怒りと悔しさでペンを握る手が震える。


何が早くきれいにだ……!
書けないだろ……「箋」は……!


何なんだよ書き順って……意味ないじゃないか。
もう書き順なんて無視して、自分がきれいに書けるように好きに書いたら良いではないか。


………。


キレイに書ける書き順が覚えられないんだが。



ズコーッ(古)



でも実際「箋」の字書くことってほとんどないんだよな……

すべてを無に帰すひと言


良い感じに書けないシリーズ(不定期)前作はこちら




賑やかし帯はいつきさんのところから拝借しましたっ

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